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私に於ひて、空とは、万葉集などに「三輪の檜原」と歌はれ、鳥居のただ在るのみにて、その先に幣殿も拝殿も本殿もなき、三輪山を拝するばかりの檜原神社や、那智の御瀧を拝むばかりの飛瀧(ひろう)神社のことにて候。
しからば路傍の石、岩に生えたる雑草、茅葺屋根に生す苔、小さき急く清ら流れに糸なす深緑の藻、雨に濡れ雫す松毬、蝉の抜け殻、蹲踞の水に泛ぶ黄色き朽ち葉、放擲され緑苔す茶碗の欠片。すなはち小説内にて「小説」冊子といふ自然を一つ置く。
本小説、文や綴られたる趣に真旨あるに非ず。ただ「小説」というMaterial、インク印字やパルプ紙繊維、又電子データ、コンテンツなどなり。
ただ小説の載るインターフェイス(冊子、ディスプレイ等々)、すなはち現にある存在の方こそが小説なりとふコンセプチュアル・アートConceptual Art。「さればこれならずとも、一切小説同じならずや」、「さよう。さこそこれな小説の特異卓越性にしあれ。幽玄微妙深山雲霞のごと、もののあはれ」
前段は、長き序叙也。主人公の体験を素材に『真実』といふ設定を実存的に究明す。 後段が本文。主人公の一方的なる論説による純粋論理小説。 究極の『真実』に迫るべく、論理の極限に挑むも虚し儚し。
烈しく猜疑し考え抜くもこんがらがって、畢竟、口半ば開きし侭、次の句なく、未遂不収。 ブログ「雨の日の...。L'azur 」 Tweet Home | 「空」 解説 | 「Eureka青龍エクスタシス」 解説 | 「The Full Metal Cool」 解説 | 「Ekstase -脱自態(エクスターゼ)-」 解説 | 「 電気の做る影である『白紙』、液晶の上の(AD2013年現在)。又はインターフェイス上の。又は物象。又は印刷すればただの白紙27枚。」 解説 | Blue Sound 解説 | − 非 − 『非』という画像、(非存在―非公開、没原稿の跡地) 解説 | 志野焼 存在しない作品の解説 |
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