裁きの天秤、罰の重さ。
境遇に同情はする。でも、それで罪の軽量化になりうるか。
今も昔も、裁きの秤は人の舌先三寸で容易く傾く。


<京アニ放火殺人 死刑判決の被告の弁護人が判決を不服として控訴 一審は責任能力を認める>
2019年、京都アニメーション第1スタジオに放火し36人を殺害した罪などで、1月25日に京都地裁で死刑判決を受けた被告の弁護人が、判決を不服として控訴したことが分かりました。控訴は26日付。
被告は2019年、京都アニメ―ション第1スタジオに放火し、36人を殺害した罪などに問われています。

検察は、去年12月、被害者の多さなどから事件の重大性を指摘し、争点の責任能力については、自身の作品が京アニに盗用されたという被告の妄想は「動機を強化した程度で限定的」として死刑を求刑しました。
一方、弁護側は、「被告は事件当時、妄想や幻聴に支配されていて責任能力はない」と無罪か、そうでなくても刑が減軽されるべきと主張していました。

京都地裁は25日に行われた裁判で、完全責任能力を認めたうえで「被害者らの悲しみや苦痛は言い表せられない。被告に真摯な反省は見られない」として、青葉被告に死刑を言い渡していました。

…というお話。

ヤフコメによると、「弁護人は弁護人自身の判断に基づき、独立して訴訟行為に及ぶことが出来る」そうな。
つまりこの控訴は、弁護人と被告双方の考えなのか、弁護人独自の判断なのかはまだ分からない、という事だそうな。

個人的には、精神鑑定とか情状酌量とかで減刑はしないでほしいと思うんですよね。
不幸な境遇とか精神的な疾患で犯した犯罪が減刑されるという優遇措置が取られるなら、どんなに辛くても犯罪を犯さずに真面目に暮らしている人達はもっと優遇してくれてもいいじゃない、になっちゃうじゃないですか。

この一件で亡くなった36名と、会社が被った損害、そして環境が激変してしまった遺族や周囲の人々。
彼らの気持ちを、生きて責任を取る、という形で被告一人が受け止められるはずがない、と思いますしね。

そもそも受け止める気があるかも知りませんけどね。
ないなら、そもそも生かしておく理由がなくなってしまうから、愚問か。
罰ってそういうものだものね。

これからどうなるやら。
2024.01.26 15:49 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース

- CafeLog -