教示を必要としていた人。
神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の、「言語を教わらずに育てられた赤ん坊が最初に何語を話すか」という実験をちょっと思い出した。
世話する者達は、赤ん坊の世話は最低限するものの、語り掛けたり目を合わせたり笑いかけたりなどのリアクションを一切禁じられていたらしく…。
結論から言って、50人の赤ん坊は1歳の誕生日を迎える前に全員死んでしまったそうな。
発話も満足に出来ない未熟な赤ん坊でも、周囲の環境や人々との触れ合いで、言語やコミュニケーションをちゃんと学んでいるんだよね。
犯罪を繰り返してしまう人は学習面で未熟なケースもそこそこ多いと言うし、教示を必要とする人は一定数いるんだろうな。
<両親の離婚、父親による虐待、不登校…京アニ作品に感銘受け小説家志すも人生を悲観 裁判で明らかになった青葉被告の生い立ち>
4年前、36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪で起訴された被告(45)の裁判が、5日、京都地裁で始まった。
被告は起訴内容を認め、弁護側は刑事責任能力について争う姿勢を見せ、「心神喪失で無罪。無罪でないにしても減軽されるべき」と主張した。
裁判では、検察側、弁護側がそれぞれ冒頭陳述を行い、被告の生い立ちや事件までの経緯が説明された。
検察の冒頭陳述では、被告の幼少期について触れられた。
9歳の時に両親が離婚し、父親による虐待や貧困を経験し、不登校に。
20歳を過ぎてからは、コンビニエンスストアでアルバイトを始め、8年間勤務するも、仕事を押しつけられるなどし、人間関係に嫌気がさし辞めている。
30歳ころには、職を転々とし無職となり、この頃、京アニ制作のアニメに感銘を受けたことをきっかけに小説家を志した。
弁護側も31歳で小説を書き始め、ネットの掲示板でライトノベル編集者から一目置かれたとする。
その後30代前半から半ばにかけては、執筆を進めるも満足できる仕上がりにならず、人生を悲観。
検察側は、30代後半には、京アニ大賞に応募するも落選し、40歳の前後では、インターネットで京アニの関連ページを多数回閲覧し、人気を高めていく京アニに怒りを募らせたとしている。
検察側、弁護側ともに、41歳のときに被告が無差別殺人を計画したと言及。
検察側は「何も思い通りにならないことに、投げやり感、怒りを強め、包丁6本をもち無差別殺人を計画するも断念した」としている。
事件が起きた7月18日。
検察側は陳述で、「被告は、ガソリンスタンドでガソリンを購入し、第一スタジオに向かった。第一スタジオに続く路地でバケツにガソリンを移し替える準備を行った」としたうえで、「計画どおり放火殺人を実行するか、引き返すかを考えてためらった」と指摘している。
今回の裁判員裁判は、来年1月25日の判決までに異例ともいえる32回の審議が予定され、責任能力については、被告を鑑定した2人の精神科医が証言する予定だ。
…というお話。
記事の内容をざっと見て、「どうすればいいか、誰でもいいから教えて欲しかった人」という印象。
こう言うと「だったらこんな事せずにああすればいい」「おれだったらこうしてた」とか反論する人もいそうだけど、それはその選択肢を選べる土台を持てる人だから言えるんだよね。
優れた知性も、努力家な人柄も、失敗を諦めない上昇志向も、誰かが教えてくれたという土台があってこそだから。
誰も教えてくれなかったから、何をしてもいいとは全く思わないけどさ。
自分や他者を傷付けたいと思ってしまう人にとって、寄り添える所があるといいのになって思う時はありますねえ。
世話する者達は、赤ん坊の世話は最低限するものの、語り掛けたり目を合わせたり笑いかけたりなどのリアクションを一切禁じられていたらしく…。
結論から言って、50人の赤ん坊は1歳の誕生日を迎える前に全員死んでしまったそうな。
発話も満足に出来ない未熟な赤ん坊でも、周囲の環境や人々との触れ合いで、言語やコミュニケーションをちゃんと学んでいるんだよね。
犯罪を繰り返してしまう人は学習面で未熟なケースもそこそこ多いと言うし、教示を必要とする人は一定数いるんだろうな。
<両親の離婚、父親による虐待、不登校…京アニ作品に感銘受け小説家志すも人生を悲観 裁判で明らかになった青葉被告の生い立ち>
4年前、36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪で起訴された被告(45)の裁判が、5日、京都地裁で始まった。
被告は起訴内容を認め、弁護側は刑事責任能力について争う姿勢を見せ、「心神喪失で無罪。無罪でないにしても減軽されるべき」と主張した。
裁判では、検察側、弁護側がそれぞれ冒頭陳述を行い、被告の生い立ちや事件までの経緯が説明された。
検察の冒頭陳述では、被告の幼少期について触れられた。
9歳の時に両親が離婚し、父親による虐待や貧困を経験し、不登校に。
20歳を過ぎてからは、コンビニエンスストアでアルバイトを始め、8年間勤務するも、仕事を押しつけられるなどし、人間関係に嫌気がさし辞めている。
30歳ころには、職を転々とし無職となり、この頃、京アニ制作のアニメに感銘を受けたことをきっかけに小説家を志した。
弁護側も31歳で小説を書き始め、ネットの掲示板でライトノベル編集者から一目置かれたとする。
その後30代前半から半ばにかけては、執筆を進めるも満足できる仕上がりにならず、人生を悲観。
検察側は、30代後半には、京アニ大賞に応募するも落選し、40歳の前後では、インターネットで京アニの関連ページを多数回閲覧し、人気を高めていく京アニに怒りを募らせたとしている。
検察側、弁護側ともに、41歳のときに被告が無差別殺人を計画したと言及。
検察側は「何も思い通りにならないことに、投げやり感、怒りを強め、包丁6本をもち無差別殺人を計画するも断念した」としている。
事件が起きた7月18日。
検察側は陳述で、「被告は、ガソリンスタンドでガソリンを購入し、第一スタジオに向かった。第一スタジオに続く路地でバケツにガソリンを移し替える準備を行った」としたうえで、「計画どおり放火殺人を実行するか、引き返すかを考えてためらった」と指摘している。
今回の裁判員裁判は、来年1月25日の判決までに異例ともいえる32回の審議が予定され、責任能力については、被告を鑑定した2人の精神科医が証言する予定だ。
…というお話。
記事の内容をざっと見て、「どうすればいいか、誰でもいいから教えて欲しかった人」という印象。
こう言うと「だったらこんな事せずにああすればいい」「おれだったらこうしてた」とか反論する人もいそうだけど、それはその選択肢を選べる土台を持てる人だから言えるんだよね。
優れた知性も、努力家な人柄も、失敗を諦めない上昇志向も、誰かが教えてくれたという土台があってこそだから。
誰も教えてくれなかったから、何をしてもいいとは全く思わないけどさ。
自分や他者を傷付けたいと思ってしまう人にとって、寄り添える所があるといいのになって思う時はありますねえ。
