偉才、逝く。
我が家にはアップライトピアノがあり、一人で過ごす時は楽譜出してきて弾いております。
しっかりと教室に通った訳ではないので、ほぼ我流。「猫ふんじゃった」がせいぜい、みたいな感じなんですけどね。
元々は母が「弾けるようになりたい」と言って購入したものだったんですが…。
置き場が祖父母が居座っている客間だったので、すっかり利用する機会を失ってしまったんですよね。
祖父の背もたれと化していたピアノが不憫で、私の希望で居間へ移し、そこから少しはピアノを再開するようになったんですが…。
ここ十年間、母は一切触る事がなく、最近になってついに楽譜まで片付けてしまって…。
今じゃ、ピアノの椅子を背もたれにうたた寝をする始末。
数少ない利用者が、背もたれにするのは何なんだ…なんてもやもやと思うのです。
利用しなくなった理由を聞いても、「家事が忙しい」「舅姑の目が気になる」「他にやる事がある」と言うばかりで。
なんか、理由を無理矢理作っている感なんですよね。
その理由すらある程度解消した最近は、「壁が防音仕様なら弾くのに」と。
…多分防音仕様にしてもやる事はないんだろうなあ。
精力的に活動していたフジコ・ヘミングさんの境遇を知れば知る程、超絶健康体な母の意欲のなさが目に付いてしまうのです。
ただ、この気持ちの減退が、興味に対する一番の毒なんだろうなあとも思います。
…母が再び鍵盤を弾く日は来るのかなぁ。
<偉才ピアニストのフジコ・ヘミングさんが死去>
世界的ピアニストのフジコ・ヘミング(本名・ゲオルギー・ヘミング イングリット フジコ)さんが4月21日にすい臓がんで亡くなったことが2日、分かった。92歳だった。
一般財団法人フジコ・ヘミング財団の公式ウェブサイトで発表された。
スウェーデン人の父、日本人ピアニストの母の間に1932年、ドイツ・ベルリンで生まれる。
5歳で日本に移住し、母の指導でピアノを始めた。
東京芸大卒業後、ドイツに留学。才能が認められる中、リサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失ってしまう。
その後、治療を経て、聴力の一部を回復し、1995年に日本帰国。
1999年、NHKのドキュメンタリー「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が大反響を呼び、ブームに。
デビューCD「奇蹟のカンパネラ」はクラシック音楽としては異例の大ヒットを記録。
以降、リストやショパンの曲を愛し、国内外で精力的に演奏活動を続けていた。
2003年にはその波乱万丈な人生がドラマ化。
フジ子役を女優の菅野美穂が演じ、世帯視聴率20・1%の高視聴率を記録した。
昨年まで演奏活動は続けていたが、11月に自宅で転倒し、以降の公演をキャンセル。
「一日も早い復帰を目指し治療とリハビリに励み順調な経過をたどっていた」最中、今年3月にすい臓がんと診断され、療養していたが、4月21日に容態が急変したという。
病気については「皆様に心配をかけたくない」という本人の希望により公表を控えていたとし、「公演を楽しみにして頂いていたファンの皆様、主催者様等には、多大なるご迷惑ご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
…というお話。
ピアノは趣味程度で、そこらの界隈は全然知らない方だけれど、フジコ・ヘミングさんは良く知っています。
ドキュメンタリー番組などでも紹介される方ですしね。
彼女がピアノに向き合う姿はとても真摯で、とても尊敬しております。
あと、この方はとてもお洒落な方なんですよね。
奇抜でもあり、可愛らしくもあって。
服装の華やかさに見合う力強さをご本人が持っているから、全然衣装負けをしていないのはすごいなと思います。
がんの発覚は、転倒のリハビリの過程によるものだったのかな…高齢ですし、念の為で色んな検査をするでしょうからね。
すい臓がん自体は自覚症状が殆どなく、発見も難しいらしいと聞きますし。
年齢的に手術は難しそうだな、とか、投薬で様子を見ていたのかな、とか考えてしまいますね。
ご冥福をお祈りいたします。
しっかりと教室に通った訳ではないので、ほぼ我流。「猫ふんじゃった」がせいぜい、みたいな感じなんですけどね。
元々は母が「弾けるようになりたい」と言って購入したものだったんですが…。
置き場が祖父母が居座っている客間だったので、すっかり利用する機会を失ってしまったんですよね。
祖父の背もたれと化していたピアノが不憫で、私の希望で居間へ移し、そこから少しはピアノを再開するようになったんですが…。
ここ十年間、母は一切触る事がなく、最近になってついに楽譜まで片付けてしまって…。
今じゃ、ピアノの椅子を背もたれにうたた寝をする始末。
数少ない利用者が、背もたれにするのは何なんだ…なんてもやもやと思うのです。
利用しなくなった理由を聞いても、「家事が忙しい」「舅姑の目が気になる」「他にやる事がある」と言うばかりで。
なんか、理由を無理矢理作っている感なんですよね。
その理由すらある程度解消した最近は、「壁が防音仕様なら弾くのに」と。
…多分防音仕様にしてもやる事はないんだろうなあ。
精力的に活動していたフジコ・ヘミングさんの境遇を知れば知る程、超絶健康体な母の意欲のなさが目に付いてしまうのです。
ただ、この気持ちの減退が、興味に対する一番の毒なんだろうなあとも思います。
…母が再び鍵盤を弾く日は来るのかなぁ。
<偉才ピアニストのフジコ・ヘミングさんが死去>
世界的ピアニストのフジコ・ヘミング(本名・ゲオルギー・ヘミング イングリット フジコ)さんが4月21日にすい臓がんで亡くなったことが2日、分かった。92歳だった。
一般財団法人フジコ・ヘミング財団の公式ウェブサイトで発表された。
スウェーデン人の父、日本人ピアニストの母の間に1932年、ドイツ・ベルリンで生まれる。
5歳で日本に移住し、母の指導でピアノを始めた。
東京芸大卒業後、ドイツに留学。才能が認められる中、リサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失ってしまう。
その後、治療を経て、聴力の一部を回復し、1995年に日本帰国。
1999年、NHKのドキュメンタリー「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が大反響を呼び、ブームに。
デビューCD「奇蹟のカンパネラ」はクラシック音楽としては異例の大ヒットを記録。
以降、リストやショパンの曲を愛し、国内外で精力的に演奏活動を続けていた。
2003年にはその波乱万丈な人生がドラマ化。
フジ子役を女優の菅野美穂が演じ、世帯視聴率20・1%の高視聴率を記録した。
昨年まで演奏活動は続けていたが、11月に自宅で転倒し、以降の公演をキャンセル。
「一日も早い復帰を目指し治療とリハビリに励み順調な経過をたどっていた」最中、今年3月にすい臓がんと診断され、療養していたが、4月21日に容態が急変したという。
病気については「皆様に心配をかけたくない」という本人の希望により公表を控えていたとし、「公演を楽しみにして頂いていたファンの皆様、主催者様等には、多大なるご迷惑ご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
…というお話。
ピアノは趣味程度で、そこらの界隈は全然知らない方だけれど、フジコ・ヘミングさんは良く知っています。
ドキュメンタリー番組などでも紹介される方ですしね。
彼女がピアノに向き合う姿はとても真摯で、とても尊敬しております。
あと、この方はとてもお洒落な方なんですよね。
奇抜でもあり、可愛らしくもあって。
服装の華やかさに見合う力強さをご本人が持っているから、全然衣装負けをしていないのはすごいなと思います。
がんの発覚は、転倒のリハビリの過程によるものだったのかな…高齢ですし、念の為で色んな検査をするでしょうからね。
すい臓がん自体は自覚症状が殆どなく、発見も難しいらしいと聞きますし。
年齢的に手術は難しそうだな、とか、投薬で様子を見ていたのかな、とか考えてしまいますね。
ご冥福をお祈りいたします。
