第29章感覚①
1.ダイヤモンドZAi2009年1月号(2008年11月21日発売)


ダイヤモンドZAi2009年1月号(2008年11月21日発売)
内容は第22章~26章で紹介してきました。
BNFの後ろにあるモニターが2台に減っているのが分かります。
2台がBNFに叩き割られ、1台は煙を吐いて映らなくなったという事です。





JKは「常識的に考えて」のネットスラングです。
この時のBNFの取材の様子をダイヤモンドZAiの編集長がラジオ日経で話しています。
正確な内容は分かりませんが書き起こしたものがあります。


リンクはデッドリンクです。
「神ですね」です。
2.宝島2009年1月号(2008年11月25日発売)

cisは月刊宝島2009年1月号に出ます。

宝島2009年1月号P30(2008年11月25日発売)

「これまでの金融商品で利回りが10%を超えて助かったものはありません」
「ある時点で割安だと判断しても、後から見ると市場が正しくて自分が間違っていたという結果になるのがほとんど」
と言うことです。

この宝島には三空の記事もあります。

宝島2009年1月号P32(2008年11月25日発売)



三空はこの座談会で
「テクニカル指標は見ないですね。見るのは、前回の高値と安値」
と言っていますが、トレードのポイントを見ると、
・ボリンジャーバンドの±2σのブレイクで順張りして引っ張れるだけ引っ張る、
・中心線(25本線?)のブレイクでエントリーして2σで手仕舞う、
この二つです。
ぱっと見で明らかですが、ボリンジャーバンドを使ったトレードは秘密(?)なのでしょうか。
2008年10月16日と30日のトレード(再掲)


3.元厚生事務次官宅連続襲撃事件
2008年11月17日(月)と18日(火)、世間を震撼させる事件が起きます。
17日に事件が起き、18日の昼にニュースが流れます。

前年の二月、年金記録問題が発覚し、納付者を特定できない納付記録が5000万件以上あることが明るみに出ます。
そのことに絡んで厚生労働省とその外局である社会保険庁は国民の不信を買っていました。

17日に元厚生事務次官の山口剛彦夫妻が殺害され、18日にも元厚生事務次官の吉原健二の妻が襲撃されます(吉原健二は外出中だった)。


11月22日(土)犯人・小泉毅(こいずみたけし)が出頭します。

犯行の動機は子供の時に保健所に殺処分された愛犬の仇討ちだったと言います(正確には保健所の管轄は厚労省ではなく都道府県、東京23区、政令指定都市、中核市だったが)。
犯人の生活が明るみに出てきます。




小泉毅はさいたま市に在住していたこととIT系の会社に勤めていた経験があったことから2chのあるコテハンだと言われ始めます。


サイタマンは研究熱心でしたが結局トレードで勝つことができず、しばらく前に2chに来なくなっていました。
サイタマンの書き込みです。


事件が起こる7カ月前の書き込みです。

2chでは小泉毅=サイタマン説は現在でも思い出したように言われますが、資産や経歴などいくつか矛盾点があることから別人ではないでしょうか。

小泉毅が一貫して主張した動機である愛犬の仇討ちについては、裁判では(無罪を主張するための)「口実として脚色した疑いが強い」としてほとんど相手にされず、動機は「国家行政への怒りや不満」とされてしまいました。
司法にとってはそちらの方が都合が良かったのでしょうか。
判決後、現在も東京拘置所に拘置されています。


BNFはどこか無警戒に他人と会うことがありました。
ヤフー知恵袋にBNFに何度か電話したら話をすることができたという投稿もあります。

大金を持ちながら、本名、住所、電話番号が公表され、どこか警戒心の薄いBNF…
秋葉原連続殺傷事件、外こもり殺人事件、元厚生事務次官宅連続襲撃事件、不景気の世相を反映するかのように物騒な事件が相次いでいました。
いつかBNFの身に何かあるかもしれない…

4.SPA2008年12月9日号(12月2日発売)

cisはBNFのメールアドレスをうっかり無くしてしまったようです。
本当にうっかりだったのでしょうか。
電話番号が大量保有報告書に載っており、連絡を取ろうと思えば取れるはずですが、それをするつもりもなさそうです。
ひょっとしたらBNFを追いかけ続けることとの訣別だったのかもしれません。
12月2日(火)SPAにBNFが載ります。



SPA2008年12月9日号①(12月2日発売)
SPA2008年12月9日号②(12月2日発売)
BNFのリーマンショック時の動きが最も詳しく載っています。
トレードの内容は第22章~26章で紹介してきました。
興味深い点をピックアップします。
「短期売買って、そのときの精神状態にすごく左右される。利益を出していれば簡単に損切りできるけど、大損した後に損切りするのはすごく難しい。
今は特に一日損切りが遅れただけで致命的な損失を被るような相場だから、自分としてはとにかく大損だけはしないように心がけました」
「大損すると流れが悪くなって、そこから元に戻すのは大変なんです」
と言っています。
BNFも一つの大損が次のトレードに悪影響を及ぼすと言います。
冷血な株マシーンのように思われがちなBNFですが、ここらへんは普通のトレーダーと同じです。
一方uoaとcisは一つの損失が次のトレードに影響することは無いと言います。


(ビル購入の)“当初の予算は80億円。マンションを買ったのと同じ、センチュリー21加盟の街の小さな不動産屋に物件探しを依頼。あんなビルを普通の不動産屋で!”
都心部の駅前のビルを手に入れるのは特殊なコネが必要だからBNFも何か政権中枢につながる特殊なコネが…などと噂されていましたが、実はどこにでもある不動産屋が見つけてきたということです。
他の雑誌と内容が違うところがあります。
10月に儲けた金額は17億9571万9694円です。
画像入りで紹介されているので疑いの余地はありません。
週刊新潮2008年11月13日号(11月6日発売)では
「10月も1カ月のトータルでは18億2500万円の利益を出しましたから」
と言っています。
週刊新潮の取材の後に損をしたか、SPAの画像とは別の口座で儲けたかのどちらかでしょう。
10月28日に持ち越した金額もSPAと週刊朝日で違います。
SPAには
「28日は7100円台で始まったので最初から買っていって、7000円割れした過程でもどんどん買い増して、結局日経先物を入れて90億円分くらい買ったのかな」
とあります。
週刊朝日2008年11月14日号(11月4日発売)では、
「28日午前に7100円前後になったところで一気に買った。60億円ちょっとかな」
「7000円を割り込んでから1億円以上の含み損が出てヒヤヒヤした」
と言っています。
日経平均が7000円割れしてもどんどん買い進めて90億円分買ったのか、一気に60億円分買って含み損を抱えてヒヤヒヤしたのか、ニュアンスがだいぶ違います。
どんどん買い増したのか、一気に買ったのかについてです。
BNFは乖離率を使った逆張りの時は寄付きから一気に買って行きます。
かと言って今回の90億円分もしくは60億円分を一気に買えるか分かりません。
想像ですが、おそらく、(寄付き値の)7100円から一気に買いに向かったが一度に全ての金額を買うことができなかったので注文は何度かに分けて入れた、というニュアンスのことを言ったのではないでしょうか。
SPAは「注文は何度かに分けて入れた」という方を拾い、週刊朝日は「一気に買いに向かった」という方を拾ったのではないでしょうか。
90億円と60億円についてです。
SPAはBNFは90億円買ったとなっており、週刊朝日は60億円買ったとなっています。
BNFは日経平均が7100円の時に90億円もしくは60億円分買い、20億円をその日のうちに決済して5.9億円の利益を上げます。
残りの70億円もしくは40億円を翌日8200円の時に決済して7.3億円の利益を上げます。
日経平均7100円から8200円への上昇率15.49%を考えると、70億円持ち越したとすると10.84億円の利益になり、40億円だと6.20億円の利益になります。
BNFの実現利益7.3億円には6.20億円の方が近いので、40億円を持ち越したのではないでしょうか(日経平均以上に利益を上げているのは銘柄の選択が良かったからでしょう)。
28日に決済した20億円分と合わせて、BNFが買ったのは60億円だったのではないでしょうか。
おそらくSPAの言う90億円というのは、BNFが「90(銘柄)ぐらい買った」と言ったのを「90億円ぐらい買った」と勘違いしたものではないでしょうか。
フライデー12月15日号(後述)も「90億円」となっていますが、服や内容が同じためSPAと同時に取材をしたようです。
90銘柄持ち越したというのは週刊朝日に書いてあることです。
運用資産の半分と言うのはBNFの資金管理のキーワードです。
ジェイコム事件でジェイコムに買いを入れた金額も当時の運用資産70億円の半分の35億円です。
ビルを購入したのも運用資産200億円の約半分の90億円です。
今回も運用資産100億円の約半分である60億円を入れたのではないでしょうか。
<参考>フライデー2008年12月15日号(12月1日発売)
2chではほとんど話題に出ませんでしたが、BNFは12月1日発売のフライデー12月15日号にでます。
フライデー2008年12月15日号(12月1日発売)
内容はSPAとほとんど同じでその短縮版と言ったところです。
「日経平均は通常、25日移動平均線との乖離率が7~8%に達したら、リバウンドするはず」
と言っており、BNFの日経平均のリバウンドの目安がうかがえます。
「とことん下がった時しか買わないから、今は様子見が多い」
と言っています。
トヨタショックがあった11月6日・7日ともに日経平均は最大で500円超の下落をしており、下落額的には突っ込み買いのチャンスでしたが、「トヨタショックの日もチャート的に中途半端だったから買わなかった」(SPA2008年12月9日号)と言っています。
BNFの突っ込み買いはレンジ下限から数段落ちしたところを買いに行くものであり、この日はレンジ内の下落だったため見送ったのでしょう。
5.ダイヤモンドZAi2009年2月号(2008年12月21日発売)
冒頭で紹介した2009年1月号の続きです。

ダイヤモンドZAi2009年2月号(2008年12月21日発売)
BNFが90億円で買ったチョムチョム秋葉原についてです。
マンションを仲介してくれた不動産屋に当初は20億~30億円のいい物件を探してもらったが、見つからなくて80億円くらいと言ったら、たくさん物件を持ってきて、その中でチョムチョム秋葉原が飛び抜けて良かったということです。
「物件を選ぶ時、投資利回りは大事な指標ですが、利回りがいいというだけでは選びません」
と言っています。
利回りだけでRIETに投資したcisには耳の痛い話かもしれません。
ZAiの記者が不動産の専門家に聞いたところ「今すぐでも110億円くらいで売れる可能性はある」と言うことです。

BNFは千葉県市川市出身で総武線で一本のため子供のころから秋葉原によく行っており、学生時代もよく遊びました。
「あのビルの場所には、以前は『ロケット』っていう家電量販店があったんですよね…」

※ロケット本店は2005年12月に閉店。
長期投資については、経済がボロボロの時にしか始められません。
「チャンスが近づいているかもしれないですね」
と言っています。
潜在能力が高く倒産確率は低いが、景気の影響で大赤字になっていて株価が暴落している会社に投資予定です。

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