第24章リーマンショック中盤②



2008年10月9日(木)

cisはプットオプションのP9000を@35円×50枚と@30円×20枚で売っています。
プレミアムの値段や手数料を無視すると、10月10日(金)のSQ値が9000円以下ならば損失になります(SQ値は日経225銘柄の寄付き値によって計算されますが日経平均の寄付き値は別の数字です)。



70×500円=3500万円はご愛敬です(正確には70×500円×レバ1000倍=3500万円)。

BNFについてミクシィにある噂が書き込まれます。





ミクシィに書かれただけなのですが、BNFの資産が半減したと噂が広がります。



明け方のダウは9,258(-189、-2.00%)です。
日経はGDが確実です。

BNFは前日に2億円の含み損で持ち越しており、ピンチです。
cisはREITとプット売り、一部の長期投資以外はノーポジションです。



寄付き前の機械受注です。




https://response.jp/article/2008/10/09/114794.html より

機械受注の悪さに反して、寄付くと日経は買われます。



ただ、相場は不安定です。



板は薄く、上昇銘柄と下落銘柄もまちまちです。
典型的な乱高下の地合いです。



下がったかと思うとまたすぐ上がります。





後場始まっても買いが続きます。



買いが続いたのは13時まででした。



















前場とは打って変わって下落します。







大引けの日経平均は上髭を付ける9,157.49円(+45.83円、+0.50%)でした。



cisは10月に入って全敗です。

先物ラージの5分足

現物の日足チャート

日経平均現物:始値9,168.16 高値9,443.45 安値9,100.93 終値9,157.49(前日比-45.83、-0.50%)
25日線乖離率(終値)-20.91%

今日の相場2008年10月9日

BNFは前日(8日)に2億円の含み損を抱えたまま持ち越しました。

「8日は下のほうで買って、9日の上ヒゲのところで売った。
利益的には数千万でしたけど、そこで逃げられたのはラッキーでした
」(SPA2008年12月9日号)

「上がってる最中に売りました。
だから普通だったら9日も持ち越すんですけど、やっぱりこの日も危ない気がした。
まぁ前日からは2億円の含み損で持ち越してたんで、プラスで終われればいいやっていう感覚でしたね
」(SPA2008年12月9日号)

BNFは13時までの上昇で全て持越し銘柄を決済していました。
6日同様「この日も危ない気がした」ためです。
「危ない気がした」というのは板が薄かったり、上昇銘柄と下落銘柄がまちまちだったりというように地合いが不安定だったことではないでしょうか。
個別銘柄の中には高値圏を維持して引けたものもありますが(任天堂はストップ高のまま引けた)、暴落相場であるため全体の地合いを優先したのでしょう。

この日(10月9日(木))の18時過ぎ、あるニュースが駆け巡ります。













※ニューシティレジデンスを名無しの薦めで買うcis(第22章参照)



他人の意見で投資してしまったというのは古今東西よくある失敗談です。
cisも同じ轍を踏んでしまいます。











リートが倒産しても暴落相場はまだ続きます。

2008年10月10日(金)

BNFが資産を半減させたという噂は頻繁に言われるようになります。







リンクは以前貼ったミクシィのスクショ画像です。

明け方のダウは8,579(-679、-7.33%)で大暴落です。



日本市場はSQです。











2008年4月に日銀の総裁は福井俊彦から白川方明(しらかわまさあき)に代わっていました。





日本市場の前に開くシンガポール市場(SGX)では、日経先物でサーキットブレイカーが発動します。



日本市場の寄付きです。



先物はなかなか寄り付きません。
現物も寄付かないためSQ値が算出できません。









9時8分、8200円(前日比-1000円)で日経先物が寄付きます。





特売りからそのまま7200円まで下落しサーキットブレーカーが発動します。
15分間の中断です。





サーキットブレーカー発動中にニュースが流れます。





「米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した金融危機の影響で外貨建て有価証券を中心に損失が拡大したもよう」
と言うことです。
金融危機の影響です。



9時23分、先物の売買が再び始まります。





BNFはおそらくここらへんで買って行きます。
「10日にドンと下がったから買った」(SPA2008年12月9日号)と言っています。

大きなGDに加えて、垂直降下の売りでサーキットブレイカー。
突っ込み買いでしょう。

日経平均は8000円を割ってきます。



ようやく買いが入ってきます。
8000円台に復帰して上を目指します。







リバウンドも10時半まででした。

















昼休みに板の表示にエラーが出ます。



ロイターから気配値の配信を受けていた楽天証券やSBIイートレード証券は板が表示されず、Quickから配信を受けていた松井証券や岩井証券は表示されていました。





後場寄りから買われます。



板は相変わらず表示されません。











12時58分ようやく板情報が復帰します。



いつ急落してもおかしくない不安定な動きです。





このニュースが効いたのか14時前に上昇し始めます。



底打ちした…と思いきや







ようやく大引けです。
現物の日経平均は8,276.43円(-881.06円、-9.62%)でした。









SQ値は7992.6円でした。
プット売りについては、



追証回避のための損切りで助かった(?)ようです。
意地になって資金を追加しないところがcisの強みかもしれません。

先物ラージの5分足

現物の日足チャート

日経平均現物:始値9,016.34 高値9,016.34 安値8,115.41 終値8,276.43(前日比-881.06、-9.62%)
25日線乖離率(終値)-27.42%

今日の相場2008年10月10日





びびりおんです。
びびりおんはトレードはしなかったようです。
「ゴムを引っ張り過ぎたら切れちゃった相場」と言っています。



BNFです。





名無しの心配をよそにBNFは買いに向かいます。

「10日にドンと下がったから買ったら、14時40分くらいまでは1億円以上の利益が出てたのに引け際にまた下げて、3000万くらいの含み損で持ち越した。
これは結構賭けでした。
3連休前だったので米国市場がその間に2日あるわけですよ。
そこでアメリカが下げたらもう一段下落しただろうから
」(SPA2008年12月9日号)

BNFは引け間際の急落を食らい、3000万円の含み損のまま持ち越します。

この日の日本時間深夜にはG7が開催されます。
G7で好材料が出るか、悪材料が出るか、この時点では誰にも分かりません。
BNFの脳裏にはリーマンブラザーズの破たんや金融安定化法案の否決が浮かんだかもしれません。

それでもBNFは持ち越しに賭けます。


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