第23章リーマンショック序盤②



2.金融安定化法案否決後

2008年9月30日(火)

金融安定化法案の否決を受けて明け方のダウは大暴落です。









cisは売り持ちだったため上機嫌です。
cisは売り玉を決済すると買いに回ります。
この時代によく見られたGDすると陽線を付ける動きに乗るためです(逆にGUすると陰線を付けた)。







cisは大いに盛り上がっていますが、収支は意外にも伸びません。



長期投資のREITが足を引っ張ったということです。



cisの収支に貢献していたREITでしたが、この日から重荷になっていきます。
9月の月間収支です。



前半は絶好調でしたが、9月15日(月・祝)のリーマンブラザーズ破綻以来、冴えません。
急リバに乗ることもありますが、急落を食らうことも多く、前半の貯金を吐き出しています。

先物ラージの5分足

現物の日足チャート

日経平均現物:始値11,565.7 高値11,565.7 安値11,160.83 終値11,259.86(前日比-483.75、-4.12%)
25日線乖離率(終値)-8.22%

今日の相場2008年9月30日

2008年10月1日(水)

明け方のダウは10,851(+485、+4.68%)です。
前日の大幅安の6割り戻しです。











10億円は前章で述べましたが金の延べ棒や会社への出資です。

この日の収支はREITが足を引っ張り-2700万円です。





カブトモネットの「今日の相場」では、

「相場全体では、キヤノンとか消費者金融とか、ねがさハイテクとか外人が持ってる銘柄が売りきついね」(カブトモ)
今日の相場2008年10月1日

ハイテク株や外国人保有率の高い銘柄が売られていることを指摘しています。

先物ラージの5分足

現物の日足チャート

日経平均現物:始値11,396.61 高値11,456.64 安値11,314.28 終値11,368.26(前日比108.40、0.96%)
25日線乖離率(終値)-6.88%

2008年10月2日(木)

明け方のダウは10,831(-20、-0.18%)で小幅下落です。
おそらくBNFはこの明け方ぐらいまでに3000回の注文を終えて、ファニーメイとフレディマックを売りさばきます。
SPA2008年12月9日号には10月1日付でファニーメイとフレディマックの注文画面が載っています。



一方cisは







謎の収支とはREITの含み損のことです。

先物ラージの5分足

現物の日足チャート

日経平均現物:始値11,423.13 高値11,452.39 安値11,143.79 終値11,154.76(前日比-213.50、-1.88%)
25日線乖離率(終値)-8.14%

今日の相場2008年10月2日

2008年10月3日(金)

明け方のダウは10,483(-348、-3.21%)です。
強く落ちます。



cisは前日に総合商社を空売りで持ち越しました。
ギャップダウンして始まりましたので利益を上げたはずです。
ところが別の銘柄で大損しているようです。



その銘柄の損を取り戻そうと三菱商事やトヨタでリバ取りをしに行きます。





cisははっきり言いませんが、リバ取りもうまく行かなかったようです。
損をしていた銘柄と言うのは…



やはりREITです。
REITの含み損がどんどん増えていきます。





cisは追い詰められています。

先物ラージの5分足

現物の日足チャート

日経平均現物:始値11,052.1 高値11,099.73 安値10,938.14 終値10,938.14(前日比-216.62、-1.94%)
25日線乖離率(終値)-9.38%

今日の相場2008年10月3日

この日の夜、米国議会で9月30日の明け方に否決された金融安定化法案の修正案が再び提出されます。















注目の投票結果です。



修正された金融安定化法案が可決されました。
これで一連の金融危機は解決に向かい、株価は上昇の一途を…と思いきや



この日のダウは前日比こそ-157(-1.50%)でしたが、四本値は

始値10,484
高値10,845
安値10,262
終値10,325

と大きな上髭を付ける乱高下でした。



2008年10月6日(月)

土日を挟んで10月6日(月)です。
景気後退の波が押し寄せてきます。







日経平均は修正金融安定化法案の成立によるダウの急落を受けて、GDして始まります。
寄付いた後も下落し続けます。

cisは売りを持ち越していました。
それを決済すると今度は逆張りでリバウンドを取りに行きます。









cisは場中に決済した値段で先物を再度買いに行き、持ち越します。
REITの損も相変わらずです。
他方、この日は新興市場を中心にストップ安の激増です。



ストップ安の激増は2007年8月や2008年1月をはじめ、大底のサインです。
びびりおんが動きます。



早稲田大学の理工学部出身でオカルトを嫌うびびりおんが「相場の心の声」というあいまいなサインで買いに行くはずありません。
ストップ安の激増から大底と読んだのでしょう。
運用資産1億9460万円でレバレッジを掛けて3億7500万円の持ち越しです。



この日に買いに向かったのはBNFも同様です。
前営業日(10月3日(金))の日経平均の乖離率は-9.38%です。
そこからGDし、さらに前場で下落し、ダメ押しで後場も下落します(この日の終値10,473.09円で乖離率-12.57%)。

底値圏で数段階で下落した時はBNFが突っ込みに出動するパターンです。
BNFは買いに行きます(SPA2008年12月9日号より)。

BNF、cis、びびりおんの3人が買いポジションです。

先物ラージの5分足

現物の日足チャート

日経平均現物:始値10,817.27 高値10,839.5 安値10,374.38 終値10,473.09(前日比-465.05、-4.25%)
25日線乖離率(終値)-12.57%

今日の相場2008年10月6日




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