はじめに
WordPressの管理画面のデザインをカスタマイズしたい場合、独自のCSSを追加すると便利です。
さらに、テーマやプラグインが自動的に読み込む不要なCSSを削除することで、管理画面の表示をよりスッキリさせることができます。
この記事では、その方法について説明します。
管理画面に独自のCSSを追加する方法
以下のコードをfunctions.phpに追加します。
この例では、子テーマ内ののadmin.cssを管理画面で適用します。
add_action('admin_enqueue_scripts', function () {
wp_enqueue_style( // スタイルシートを追加
'my-admin-style', // スタイルのハンドル名
get_stylesheet_directory_uri() . '/admin.css' // 管理画面用のCSSファイルのパス
);
});
補足
- admin_enqueue_scripts
管理画面の<head>タグ内でスタイルやスクリプトを追加するためのフックです。
また、$hook_suffixを判定することで、特定の管理画面にのみCSSやJSを適用できます。
do_action('admin_enqueue_scripts', string $hook_suffix);
- admin_head-{$hook_suffix}
特定の管理画面の<head>タグにアクションをフックします。
これを利用することで、管理画面の特定のページだけにCSSやJSを追加できます。
do_action('admin_head-{$hook_suffix}');
- admin_footer-{$hook_suffix}
特定の管理画面のフッター部分にアクションをフックします。
このフックは、管理画面のフッターが読み込まれるタイミングで実行されるため、追加したいJavaScriptやHTMLをフッターに挿入する際に便利です。
do_action('admin_footer-{$hook_suffix}');
CSSを削除する方法
<link rel="stylesheet" id="scrollhint-style-css" href=".../cocoon-master/plugins/scroll-hint-master/css/scroll-hint.css?ver=6.0.1&fver=20220718103847" media="all">
テーマやプラグインが自動的に読み込むCSSの中には、不要なものもあります。
例えば、Cocoonが読み込む「ScrollHint」のCSSを削除するには、以下のコードをfunctions.phpに追加します。
add_action('wp_enqueue_scripts', function () {
wp_dequeue_style('scrollhint-style'); // 解除するスタイルのハンドル名
}, 100);
さいごに
今回紹介した方法を使えば、管理画面に独自のCSSを適用したり、不要なCSSを削除したりすることができます。admin_enqueue_scripts()を活用することで、特定の管理画面にのみCSSを適用することも可能です。
また、wp_dequeue_style()を利用すれば、テーマやプラグインが追加する不要なCSSを削除できます。
管理画面のカスタマイズを行うことで、作業の効率を向上させたり、視認性を向上させたりすることができます。

