D'SOUND live in Seoul !!!



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韓国の若者達の熱気の中で熱唱するD'SOUNDメインヴォーカルのSIMONE。





Going to Seoul !

ノルウェーで活躍するD'SOUNDのHPに時々入って最新のビデオクリップやニュースなどを検索していたら、ある日ツアーの欄に韓国ソウルでのライヴ情報が掲載された。Date 03.02 Seoul Sheraton Grande Walkerhill Hotel Koreaとの事だった。
過去3回の韓国ソウルでのライヴが行われた時と同様に最初は「まあ、行けたら行ってみたいな!」と言う感じで一応カレンダーの2007年3月2日(金)マルDのマークを書き込みました。

それから暫くして1月最後の週辺りに韓国でのライヴの発券サイトを見ていたら3月2日(金)ではなく2月3日(土)だと(あと1週間も無い!)分かり大慌てで飛行機の手配とホテルへメールと「今の韓国はビザが不要だったかな?」とか空港の場所、ライヴ会場の検索と出発直前まで忙しくしていました。
今回も前回の上海同様ライヴ当日の午前現地入り、翌日午後に現地出発とスケジュールを組みました。

結局、前売りのチケットは事前に入手できないまま現地入りする覚悟を決めての決行となりました。今回の飛行機会社は大韓航空を利用しました。Bチケットで土・日の2日続きを予約できたのが関空発着のKE 722/KE 725便の組合せしか無かった為です。
ソウルでの滞在はライヴが行われるSheraton Grande Walkerhill Hotelに一泊だけですが、予約を取っての渡航です。

前回のREBECKA・TÖRNQVISTの上海ライヴと同じく当日は朝5時起きで、簡単な朝食を済ませてから関西空港行きのバス発着場に向かった。
自販機でバスのキップを買い求めている所に係員がやって来て「関空行きですか?」「はい」「あと2分で発車します」ちょうど良い時間にやって来たものです。

バスに乗込むと両脇の2人掛けの座席に1人ずつ先の人が座っていたので、カバンを置いていない空席を見つけて先に座っている女性に「失礼」と言いながら席に着いた。
バスが出発してから高速道路に入ろうとした時に隣の女性が大型のコンパクトのような物をカバンから取出し2つ折りの 部分を広げてゲームを始めました。バスで移動中は退屈なので、気になって少し横目で見ているとニンテンドーDSで"おいでよ 動物の森" を楽しそうに興じていました。

私は余りゲームをしない(出来ない)のですが、ニンテンドーゲームキューブ版の"動物の森+" はすこし経験があるので「金のスコップはもう手に入れましたか?」などと少し話しかけてみた。「まだ手に入れてないのですが...このゲームは本当に癒される事が多く、出張などの移動中の時間には最適なゲームで息抜きに...」それからと言うもののそのゲームの話、私のコンサート旅行と彼女の東京出張と楽しく会話させて頂き、いつも関空までの本当に退屈な道程を味わうこと無くバスは関空へ到着しました。

バスを降りる手提げ鞄1つ私の姿を見て「ソウルへ行くのに荷物それだけですか?」「男1人の1泊旅行はこんなものですよ!(しかも鞄の中はD'SOUNDのCDで一杯)」と言いながらお別れの挨拶と楽しい会話のお礼を言いながら私は国際線の入口に向かった。


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週末で混雑する大韓航空チェックインカウンター。



大韓航空のカウンターで機内持込み荷物1つと提示して窓側の席を希望とお願いした。国際線出国カウンターで荷物の検査と金属探知器のゲートをくぐる。(違反するような物は持っていないのですが、何故か毎回緊張します!)
出国審査官に判子を突いてもらい北ウイングに通じるゲートラウンジの広場に出ました。
早速、無料で使用できるパソコン設置場所に行きBWMCに報告の為、書き込みをしました。またまた免税店で何も買わないのに商品を覗きながら店内をうろうろとする。
出発の時間が迫ってきたので北ウイングに向かうトラムに乗車してゲートへ、こちらの方が混雑していなく静かで落ち着きます。

機内では韓国旅行に向かう関西の人達で賑っていました。私の隣の母子さんも韓国旅行を楽しみしている様子。
飛行機は神戸空港上空とウイングスタジアム(今朝この辺から来たのですが...)を横切って北上し、あっと言う間に日本海へ、眼下には鏡のように光っている宍道湖(しんじこ)が美しく見えます。
機内で早い目の昼食の巻きといなり寿司を頂きのその後、免税品の販売とフライトアテンダンスは忙しくしています。
韓国のソウルまで2時間のフライトを隣の母子さんとの楽しいく会話を弾ませながら飛行機は仁川国際空港へ着陸しました。


Incheon airport


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関空より乗って来た大韓航空KE 722便と同型機。



仁川国際空港は2001年に開港した金浦空港に代わる新しい空港でソウル西側約60Km(実際にはもっと遠い感じがしました)に位置する海岸沿いの仁川市の海上(干潟)に設けられています。
空港内は先日の上海浦東空港と同じく近代的で清潔感が漂っています。各国の言葉で表示されたウェルカム看板に何かのマスコットのイラストが印刷されています。

入国審査もパスポートに内蔵されたICチップを読み取って非常にスムーズに行われています。ただ入国審査官はどこの国(アメリカを除く)でも気難しい顔つきと超事務的な態度です。
税関で申告品なしと告げるとすぐに両替所に向かった。日本円で3万円渡すと事前に作り置きされた大型のぽち袋に入った225,300ウォンを手渡された。レートは¥1=KRW 7.51位でしょうか、以前はKRW 10.0のイメージが強かったのですが、円が弱くなっているのを実感します。

早速、両替したウォンでホテル行きのリムジンバスのキップを購入する事に。キップ売り場は空港出口の中央部分に設置されていて、ソウル以外の方面も多く路線図が表示されています。「シェラトングランデウォーカーヒル行き1枚お願いします」「13,000ウォンです」「次のバスの時間とバス停は何番ですか?」「20分毎に発車しています。バス停は4B番ですと」丁寧に教えてくれました。空港の外に出たと同時に「安いタクシー!安いのタクシー!」としきりにタクシー運転手が声を掛けてきます。試しに幾らするのか聞いてみると60,000ウォン(約8,000円)との事。これで空港からソウルまでの距離は大体想像できます。

2月のソウルは寒いと思い迷彩のフリースの付いた古いMAHARISHIのコートを持って行きましたが、たまたまこの日が特別だったのか、今年の日本と同様こちらも暖冬なのか、私の住んでる町の気候と余り変らなく出番は少なそうです。
ウォーカーヒル行きのバス停で係員に行先を尋ねられ案内された所定の場所で待つ。暫くして大韓航空が運営するリムジンバスがやって来て、先ほどの係員に誘導されてバスに乗込んだ。運転座席に座っていた運転手にも行先を確認して革張り風シートに座る。私の前に先ほど乗ってきた飛行機のフライト・アテンダンスと同じ制服にコートを羽織った女性が座りました。

バスは直ぐに発車し空港ターミナル端のもう1つバス停で停車しました。10人程度乗ってきたでしょうか、席に着いてからでもキップが買えるようです。バスの運転手から韓国語/英語/日本語で挨拶を乗客に向かって挨拶がありました。日本語では「皆様、日本から近くて遠い国、韓国にいらっしゃって頂き有難うございます。安全運転に心がけ...」と言いながら私の隣に小さい目のキャンバスノートを置いて行きました。

運転手さんは一度バスから降りて乗客の大型のカバンを車体下部のコンパートメントに入れると早速、私の所やって来て日本語をもっと勉強したいから、運転手さんの言う質問と答えをこの書きかけの続きをこのノートに書いて欲しいと言っています。次の発車時間まで運転手さんの言う通りに
運:「このバスはミョンドンに行きます。お客様は何処までいきますか?」
客:「シェラトンホテルまで行きます」
運:「このバスはシェラトンホテルには行きません」
運:「シェラトンホテル行きバス停でお待ち下さい」
私:???
私:「運転手さん!このバスはシェラトンに行くでしょ?」
運:「行きます!行きます!」 何だかもう訳が分からなくなってきました。

間もなくバスは発車し旧国際空港の金浦空港の近くを通りながらソウル市の南の漢江(ハンガン)沿いを通過してホテルロッテワールドと江辺駅付近に2ヵ所停車して終点のシェラトンホテルに到着しました。
早速、運転手さんが、私のところにやって来て「お客さん、英語の勉強はどれ位しましたか?」「はぁ〜?」先ほど書いた文を今度は英語でももう1枚書いて欲しいと頼まれました。まぁ、今夜のライヴまで時間は十分過ぎるぐらいありますが、仕方なく...運転手の呉(オゥ)さんはバスを利用する外国人乗客の為に韓国語/英語/日本語のアナウンスのバリエーションを増やしレシピを作って会社の同僚運転手達とそのレシピを基にサービスの向上を図ろうとしているとの事。昨日は日本語の出来る乗客が来るよう神様に祈ったらしいです。「知るかそんなこと!」


Sheraton Grande Walkerhill


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ホテル入口の円盤状アーケードが特徴的です。写真は宣伝用のコマーシャルフォトで実際は もっと
銀色であまり目立ちませんでした。韓国のドラマ『ホテリアー』の撮影場所になったらしいです。



呉(オゥ)さんから分からないところは電話すると言って自宅の電話番号まで聞かれて、やっと開放されました。
ホテルのロビーで予約を確認してチェックインを行う。ポーターさんが1人やって来て手続きは17階チェックインカウンター(後で分かったのですが、Sheraton Towersの12F〜16F宿泊客専用らしいです)で行われると言うので彼の後についてエレベータに乗り込んだ。余り事情が飲み込めていない私は、下にもチェックインカウンターがあり更に何故17階も上に上がるかポーターさんに尋ねたが、彼の答えはよく理解出来なかった。それよりも日本人の私が英語(あまり上手くないですよ!)で彼に話し掛けているのが、彼には不思議らしいです!。

チェックインはアシスタントマネージャーの李さん(写真とは違う人)と玄さんが手続きを行ってくれました。途中で今夜のGAYAGUM HALLで行われるD'SOUNDのコンサートチケットの入手を頼みました。すると何処かに電話して何かしゃべっています。玄さんもパソコンを使って調べて李さんに指示を送っていました。

数ヶ所との電話を終えた李さんが言うには週末で、地下のホールが昼間は貸切のパーティーで夕方より通常のショーを2回行って午後11時よりD'SOUNDのコンサートがあるとの事。チケットはプロモーターが持っていて今夜の10時頃街中から回収して来て下の窓口で販売するらしい。10時前から下でチェックして発券が始まったら私の部屋に電話してくれる事になりました。


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17階のレセプション/チェックインカウンターの李さんと玄さん(仕事が非常にスマートな2人でした)。


A Room


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D'SOUNDのCDとDVDを窓際に並べて記念撮影、こうしてテンションを上げる。向こう側に見えるのが漢江。



アシスタントマネージャーの李さんに案内されて宿泊する部屋に案内された。漢江が一望できる東向きの綺麗な部屋でした。ベッドはダブルサイズで室内は黒と茶色を基調とした落ち着いたシックな色使いです。
このホテルはSheraton Hotel and Towersから改名された時に全面改装が施されてソウル近郊のリゾート型ホテル/カジノ/イベントと多目的型になったようです。

軽くシャワーを浴びて着替えてから備え付けのサービスのコーヒーを頂く。そしてライヴが行われる地下のホール、ホテルの中の免税店、レストラン/カフェなど様子を見に行きました。

地下のGAYAGUM HALLは昼間結婚式の披露宴で貸し出されていて丁度夕方からのショーの準備中でした。
免税店とカジノとスケートリンクとテニス場と周りに色々設備が充実した近郊のリゾートホテルです。免税店の品揃えは圧巻で有名ブランドは勿論の事、フランクミュラーのトゥールビヨンからマイクロローターで作動する最新のパテック・フィリップ カラトラバ 6000シリーズまで販売していました。


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ステージに近い席(暗くて申し訳ない)は、後に全て撤去されスタンディングフロアに。



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44,700ウォン(税・サービス料込み:¥5,945)の驚愕的な"うな重"を食す!
寿司職人が作ったようで意外と香ばしく美味しかったです。ソウルで何故"うな重?"と
言って突っ込まないで下さい。他のレストランはもっと高額だったので...



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地下2階の入口のロビーで働く彼も李さん!彼の話によると韓国の人口の
35%は李さんらしいです。彼もチケットの情報とか今夜のライヴの情報など
親切に教えてもらい、その他色々楽しく会話をさせて頂きました。



ひと通りホテル内をくまなく散歩して部屋に戻る事にしました。丁度、私の宿泊している階でチェックアウト後の部屋の清掃しているメイドさんに出会い備え付けのドリップ式コーヒーパックを余分に貰いました。まだ部屋番号を十分に覚えていなかったのでコーヒーを片手にウロウロしていると先ほどのメイドさんが私の部屋の前に来て「此処でしょう?」ついさっき宿泊した客の情報がもうメイドさんに伝わっているのでしょうか...。

朝も早くから行動していたし部屋で今夜の為に1時間ほどの仮眠を摂る事にしました。目覚まし時計をセットし、心地良いベットに横たわると直ぐに寝付いたようです。


A Ticket


アシスタントマネージャーの李さんから部屋に電話があり2人で地下のホールに向かった。チケット売り場はプロモーターが仮設で作った売り場にありました。ただその前には既に100人ほどの列が出来てます。但し、手には何か紙を持って列を作って並んでいます。

李さんにどのような状況かプロモーターの担当者に聞いてもらいました。プロモーターの担当者と李さんが一緒に私の所までやって来たので、担当者と直に話を聞く事が出来ました。先に並んでいる列は予約販売用で当日窓口渡しで予約券番号による抽選でD'SOUNDと韓国のTHE MELODY/HUMMING URBAN STEREOを組合わせたCDが当たるとの事。当日券の販売は同じカウンターの端で行われていて現金かカードで購入か聞かれました。

早速、彼に66,000ウォンを手渡しワンドリンク付きのチケットを購入した。日本からD'SOUNDのコンサートを見に来たと彼に告げると力一杯握手をされてしまい私も彼の手を強く握り返す。
チケットに席番号が無い為、オールスタンディングのチケットです。ホールの収容人数に対していくらチケットが販売されているのか想像できませんね。チケット代も66,000ウォン(¥8,780)ですから前回の上海に比べて物価の差を痛感します。


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お気に入りのCDとチケット(ヤッター!)。



やっと入手できたチケットを片手に一旦ホテルの部屋にもどる。適当な時間になるまで部屋で過ごし、コンサートホールに向かう。
開演時間が迫っていてもホールの入口閉鎖されてままで長蛇の列が出来ています。私は最後尾を見つけてその列の若者達にD'SOUNDのライヴはこの列で良いのですか?と尋ねて最後尾に並びました。

開演時間が過ぎても列が一向に進みません。私の前の韓国の若者6人組みとわいわい、がやがやと言いながらD'SOUNDについて楽しく話をこの列の流れとは対照的に進めていました。「日本からわざわざやって来た!ウゥ〜んマニアック!」「そう私はマニアックでクレイジーです!」あまりに開演が遅い事に腹を立て私に「D'SOUNDのライヴはいつもこんなに遅くなるの?」と質問です。「今回が初めてで分からない!」蕎麦屋の出前宜しく「今、ホールの中で今夜の曲を作詞しているところ!」と冗談を言いつつ待っていたら急に列が進み出しました。

実際のところ同じホールを12時間で内部の配置を結婚披露宴とディナーショウとコンサートを3回も替えるのは時間的に無理があったのかも?

受付で半券をもぎ取って貰ってから薄暗いホールに入ります。何とも言えない緊張感を体中に感じます。先ほどの若者6人組みとお呪いのように「コンサートを楽しんで!」と声を掛け合いステージの方へ階段を下って行きます。両脇には懐中電灯を持った係員は足元に注意と言いながら階段を照らしてくれます。
ステージの前は韓国の若者達で溢れかえっています。私もステージ前に入ったものの巨大なPA用の6段積みのスピーカー前しか空いていません。ここでは鼓膜が心配で、韓国のミュージシャンの演奏が終わる頃まで後ろの方で待機する事にした。


D'sound


まず最初に登場したのは韓国のTHE MELODYと言うバンドです。女性ヴォーカルにベースとギター男性2人の3人組ですが、今夜はバックヴォーカルの女性2人とドラムとキーボードが加わっています。韓国語と英語の歌詞の歌を半々ぐらいに歌っていました。去年リリースされたEP盤から曲を演奏しているようです。サウンドは今夜の流れにそったポップ/グルーヴ/アーバン/ダンサブルな感じです。演奏が終わるとステージの配置換えの間は暫しの休憩です。

次に登場したバンドは韓国HUMMING URBAN STEREOでキーボードの男性を中心としてポップな曲を女性ヴォーカリストが歌っています。このバンドの演奏では韓国のファンも踊りだして結構乗っています。特に"Banana Shake"と言う曲が印象に残りました。途中にはキーボードの男性と女性ヴォーカリストがハングル語でデュエットしながら歌う姿にファン達もしきりに声援を送っていました。
こちらで結構人気のあるバンドだと実感しました。乗りの良いエレクロニカ・ポップで言葉の解らない私にもご機嫌なグルーヴ感を与えてくれました。 HUMMING URBAN STEREOの演奏も終わり再び舞台装置の入替えなどをしていた。

腕時計の針は0時40分を指しています。暫くしてから前方のフロアの方でざわめきが起こった。
薄暗がりの中ドラムのKIMがシートに座ってドラムスティックを掴もうとしているところだった。KIMのタイトなドラムのビートとJONNYの5弦ベースのサウンドが双方から聴こえてきます。D'SOUNDの第4のメンバーであるキーボードのSTEIN・AUSTRUDの裏手からドリンク片手にSIMONEの登場です。

最初は正直小さな水玉のマタニティードレスに近い服装で登場した"ぽっちゃり"(失礼!)したSIMONEにちょっと引きましたよ。
しかし、曲が始まり歌い出すとSIMONEのヴォーカルの迫力とステージでのバイタリティーさに圧倒されます。


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今回はカメラ持込OKでしたが、頭上にかざしたカメラで適当に撮影しています
(まともな物は数枚のみ)。



1曲目"Breathe In,Breathe Out" 4枚目のアルバム[Doublehearted]からの曲で、SIMONEのヴォーカルのサビの部分が導入部になっているライヴの1曲目には非常にインパクトを与える曲です。KIMの繰り出すドラムのビートとJONNYの重い響きのベースのサウンドが重なり合います。この曲が終わった後にSIMONEから「韓国のファンの皆さ〜ん!私が泣いているのが分りますか?再びこの素敵な国と暖かいファンの前でステージに上がることが出来て非常に嬉しいで〜す!」と挨拶をしていました。
「次の曲は最新アルバムからビデオになった曲です。"Green Eyes" を聴いてください!」観客の拍手が響きます。

2曲目"Green Eyes" 最新アルバムからのシングル第1弾の曲で、グルーヴで乗り良いメロディーとサウンドの曲です。ビデオクリップの結末がショッキングだった為、思わず関西弁で「何すんねん!」呟いた後「ベンツ大丈夫?」と"つっこみ"と"ボケ" を入れました。

この曲が終わった後SIMONEより「皆さ〜ん、見て分かるように赤ちゃんが出来ました。D'SOUNDとしてのこのライヴが今回で最後で暫く休みます」「次の曲は最新アルバムMy Todayの...」

3曲目"Universally" 再び最新アルバムからの曲です。KJETIL・STEENSNAES(SIMONEのソロアルバムと'04年のオスロでのライヴに参加)が前に出て来てギターを掻き鳴らしながら入るイントロが印象的でした。尚、KJETILはこのD'SOUNDの過去3回の韓国ライヴにも内2回同行しています。ソウルフルなSIMONEの歌声と躍動的なリフレインによるミドルテンポのナンバーです。

4曲目"Slow Dancing, French Kissin" STEINの裏手に置いてあった椅子を転がしながらステージ中央にやって来たSIMONEは「ちょっと座りながらファーストアルバムからのこの歌います」「普段はこのような事はしないのですが、今回ばかりは...」と観客に詫びを申しつつ腰掛ける。アルバムの収録よりテンポを上げてライヴ向けとなったバラードです。アルバム・デビューより10年が経過し益々妖艶さとシルキーさを増したSIMONEのヴォーカルにうっとりです。

5曲目"I Can Get Over You" '98年のセカンドアルバムから曲で、乗りの良さからライヴ で演奏されることの多い曲です。ライヴでの自分達の曲調を熟知していますね。アップテンポの曲からスローな曲とまた新旧の曲を上手く組合わせています。

6曲目"Drummer Drummer" 「この曲は最初のアルバムのツアーでノルウェーの北部へ行った時に朝焼けに照らされたドラムのKIMのシルエットが非常に印象に残ったので曲にしました」と言うSIMONEがドラムのKIMの為に曲紹介をしていました。
短い歌詞を繰り返し歌いながら、巧みドラムを叩くKIMの方に腕を向けて賛辞を表していました。この曲でKIMは物凄いドラムソロを披露していました本当に手足がバラバラに機能してリズムを刻んでいます。途中で左手のスティックを落としたのですが、右手はそのままドラムを叩き続け平然と空いた手でスティックを拾う姿が超クールですね!SIMONEはSTEINの後ろで水分の補給をしていたのですが、自分のヴォーカルパートが来たので慌てて中央のマイク前に駆け足で戻ってきました。


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偶然に撮れた面白い構図です。この写真も頭上にかざしたカメラで適当に撮影しています。



7曲目"Birthday" 最新アルバム[My Today]から乗りの良いミドルテンポのソウルフルなナンバーです。ライヴで非常に聴きたかった曲です。ご機嫌なグルーヴ感で、こちらの体も自然と揺らしていました。間奏のKJETILのカッティングによるギターサウンドとJONNY太いベースのサウンドが効いています。

8曲目"Ain't Giving Up" 2枚目のアルバムからの曲でこの曲もライヴの定番になっているようです。イントロから痺れるJONNYのベースのサウンドとKIMのタイトなドラムのビート曲です。再びKJETILがスリリングなギター聴かせます。

9曲目"All I Wanna Do" ファーストアルバムからのジャジーなスキャトヴォーカルが"イカシタ" 曲です。イントロでSIMONEのアカペラで「ティッリティッルダヴァ〜・リダヴァ〜リダヴァ〜」と歌われ出したら観客はもうノックアウトです。間奏でSIMONEはマイクを観客に向けて先のフレーズのやりとりを数回繰り返しスタンディングのフロアは"ノリノリ"です。

10曲目"Enjoy" 韓国では多分'98年2枚目のアルバムのこの曲でD'SOUNDに火がついたと思います。韓国で初コンサートが行われる1年前の'03年の出来事です。「Money in your pocket,Money in your pocket」と歌う歌詞のところでのSIMONEのポケット中を確かめるような仕草が可愛かったです。間奏のSTEINのエレピのソロは圧巻でした。SIMONEがSTEINの1段高い所に駆け寄ります。
SIMONEから観客へ「皆んな〜踊っていますか〜」「汗かいていますか〜」と掛け声が、観客からは「ウォー!ウォー!ウォー!」と反応があった。ライヴならでは醍醐味ですね。

11曲目"Do I Need A Reason" SIMONEの説明ではこの曲はベースのJONNYの為に書いた曲とのこと。オリジナル曲の収録ではSIMONEの弾くアコースティック・ギターにKIMとJONNYのサウンドで深みとメロディアスに流れます。SIMONEがJONNYに始めて出会った時の様子を歌にしたのでしょうか...KJETILはTakamineのアコースティック・ギターに持ち替えてています。


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可憐さに加えパワフルな歌声のSIMONE、奥はベースのJONNY。



12曲目"Good Man, Good Girl" STEINのフェンダーローズの心地良いサウンドがご機嫌なライヴでは定番の曲です。歌詞の「Good Man, Good Girl」の一節にメンバーの名前をいれてSIMONEがメンバー紹介を行いながら歌う曲です。'97年のファーストアルバム[Spice Of Life]からのヒットチューン。
この曲が終わったあたりにSIMONEは黒のヒールを脱ぎ捨てました。足元は冷えますが、安全の為、私もその方が良と同感です。

13曲目"Sunshine" ファンクなリズムとJONNYのチョッパーベースと彼のスキャットを全面に出した"渋い"曲です。間奏のベースソロも圧巻でSIMONEが自分のマイクをJONNYの口元にかざしてベースソロを弾きながらスキャットヴォーカルの音を拾います。

14曲目"I Just Can't Wait" 4枚目のアルバムのトップを飾った曲です。前HPのテーマソングにもなっていました。ベースとドラムのビートが少しマーチにリズムにも似た感じの曲です。高校生マーチングコンテストでこの曲を演奏したらご機嫌と思うのは私だけ?

この曲が終わってD'SOUNDがステージの裏へと戻って行きます。観客の鳴り止まない拍手と歓声によりステージより一旦下がったD'SOUNDが、観客からのアンコールの声援に応えて再びステージに登場して来ました。

15曲目"Disco Ironic" ベストアルバムと特別限定盤以外では収録されていない曲で映画のサウンドトラックに使われた曲です。重いベースのサウンドに文字通りディスコのサウンドを使ったダンサブルな曲です。

16曲目"Smooth Escape" ファーストアルバムをからの3人が車に乗って街中を歌いながら走るビデオになった曲です。オリジナル収録よりライヴ用のメドレー風にアレンジされて観客との別れを惜しむかのように何度も繰り返される演奏とSIMONEのヴォーカルです。

コンサートのラストの曲がD'SOUNDにとって初期の本国でのヒット曲とは何かD'SOUNDを象徴しているようですね。初心を忘れずと言う事と理解したのは私だけでしょうか?
1曲1曲演奏が終わる都度「カムサムハムニダ」と観客に礼を述べていました。いつかは演奏した後にSIMONEから日本語で「ありがとう!」言うところを聞きたいものです。


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左からSIMONE,KIM,STEIN,JONNY,KJETILです。



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観客に最後の別れを惜しむようにするSIMONE。



韓国とのファンとの別れを惜しむように何度も何度ステージを手を振りながらD'SOUNDがステージの奥へと消えて行きます。
私の腕時計の針は2時30分を回ろうとしていました。第2部はDJ大会ですので、ここからは韓国の若者達に場所を譲って、私は自分の部屋に戻りました。

部屋に戻った私は早速、浴槽に湯を張り(短時間でしかもやや高温のお湯が、設備の性能が良い!)「アァ〜」と言う溜息混じりの一言と共に浴槽に漬かる。
パソコンの無い生活の為か上海同様に爆睡状態でした。


Going home!


午前中にホテルをチェックアウト(昨日の李さんと玄さんは残念ながら不在)。1階のロビーで空港行きのバスのキップを購入し時間表も頂いてバス停へ向かいました。呉さんが運転していない事を祈りながらバスを待つ。この時間は結構、気温が低く風も冷たかったです。

定刻にバスが来たので乗り込む、呉さんではなかったので少し安心した(笑)。運転手は日本語どころか何のアナウンスも無しにバスを発車させる。
昨日と同じ道順を逆に辿って空港へ向かう。ロッテホテルでやっとキップのチェックがあった。


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韓国名物のクルタレ(綿菓子状の飴の中にゴマ・ナッツが入った菓子:起源はトルコのピシュマニエ)。



冷凍庫で凍らしたクルタレを頂く。ソウルの繁華街へは全然寄らなかったので仁川国際空港の出発ゲートの直前の店でやっと見つけました。(空港で販売されていたのは胡桃と松の実とアーモンドの3種類のみ)

「あっそうそう」今回は出発ゲートの位置は迷わず時間に余裕をもって帰りの飛行機に乗りましたよ。但し、余裕をもって空港に来た為、土産を買い過ぎポケット中の残金は33,000ウォンになっていました(笑)




今回も前回の上海に続いて旅先で出会う人々の温かさ触れる旅が出来た事に感謝します。最後に関空行きのバスでの土・日も働くキャリアウーマンの方,ソウル行きの機内で楽しく会話した母子さん,リムジンバスの呉さん,Seraton Grande Walkerhill Hotelのスタッフの方々,チケットを購入したプロモーターの方,開演までの時間を楽しくまた愚痴をこぼしながら並んだ韓国の男女6人組 及び バイタリティー溢れるステージとその魅了される歌唱力の持ち主のSIMONEと素晴らしいステージを満喫させてくれたKIM,JONNY,STEIN,KJETILとそのツアーメンバーの方々に心より感謝致します。

P.S. D'SOUNDのコンサートで会場中ほどにあったテーブル席でコンサートを眺めていました。帰国後に発券売り場のサイトで分かったのですが、その席500,000ウォン(¥66,500)の席でした。道理で空いていた訳ですね(笑)

当日の模様は韓国のpartyluvで写真が掲載されています。(画像が重いため少し時間がかかります)