第3回中国語学セミナーのご案内

更新日: 2021/9/4
参加者の皆さまへ:第3回中国語学セミナーに参加申し込みをされた方には、9月4日(土)の夜にメールで情報をお知らせしております。メーラーによっては迷惑メールになっている可能性もありますので、参加者のみなさまは、登録したアドレスでメールのご確認をお願いいたします。

開催概要

下記の要領で日本中国語学会主催のセミナーを開催する予定です。聴講は事前登録制となっております。奮ってご参加ください。会員でない方もご聴講頂けます。

  • 開催日時:2021年9月11日(土)13:00~18:00 Zoomによるオンライン講義
  • 講師(登壇順)、および講義題目:
    • 古屋昭弘(早稲田大学名誉教授)「中古音と現代音」
    • 楊凱栄(東京大学教授)「事態のとらえ方にみる言語表現の相違 ―― 中日対照を通じて」
    • 大西克也(東京大学教授)「上古中国語のヴォイスをめぐって」
  • 参加費:日本中国語学会会員¥1,000 / 非会員¥2,000 (聴講申込時に PayPal でお支払いいただきます。極力 PayPal でのお支払いをお願いしているところですが、どうしても無理な方は下記「お問い合わせ」のアドレスまでご連絡ください。)
  • セミナーは事前申込制です。
  • 聴講申込期間:2021年7月5日〜2021年8月11日まで → 延長しました 9月3日(金)18時まで
  • お問い合わせ: seminar [at mark] chilin.jp ([at mark] を @ に変えてください)

なお、Zoom管理の都合上、聴講は先着100名様とさせていただきます。本セミナーは開催日の生配信のみです。オンデマンド配信は行ないません。

参加申込

申込フォーム → 終了しました

講義内容

中古音と現代音 古屋昭弘(13:10〜14:40)

隋代の韻書『切韻』およびその増補版『大宋重修広韻』を基本資料とする中古音は、1915年のB.Karlgren以来多くの研究者によって詳しく研究されており、現時点ではどの研究者の復元も大同小異である。換言すればそれだけ信用できるということであり、上古音や近世音の研究に際して、あるいは中国諸方言の音韻対応、日本・朝鮮・ベトナムの漢字音の変遷を考える場合も、『切韻』の再構音を定点として分析する方法が広く受け入れられている。本セミナーでは中古音の紹介をしながら日本語や現代北京語との関連で役に立つ知識をできるだけ多く提供したい。

事態のとらえ方にみる言語表現の相違 ―― 中日対照を通じて 楊凱栄(14:50〜16:20)

言語が異なれば表現も異なる。現実の世界で起こっている事態は同じでも、言語の世界でどのようにとらえるかは別問題である。本講義では中国語と日本語の事態のとらえ方がどのように言語表現に反映されているのかについて、具体的な事例を挙げつつ、原因と結果、視点、時制、ポライトネス(肯定か否定か)、証拠性といった観点から考察を加えることにする。

上古中国語のヴォイスをめぐって 大西克也(16:30〜18:00)

典型的な孤立語である上古中国語は、すべての品詞の形とスケールが基本的に同一というある種の特異性を持つ。文法的意味を表す手段も限られる中、上古中国語はどのような文法範疇を具え、当時の人々はそれらによってどのように世界を認識していたのだろうか。本講義ではヴォイスが関わる3つの文法範疇として能格動詞、受動構文、使役構文を取り上げ、それらが体現する世界観の違いとその上古における変遷を概観する。また対格言語として強い動作主志向を有する上古中国語において、受動構文が果たした役割をあらためて考えたい。

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