慣性社会

2007-2022 大塚いわお

事例研究

日本社会は、最初に今の体制の上位者が最初に設定した慣行が今まで延々と続く「慣性社会」である。日本社会は、あるいは、今まで通りの前例が永続的に有効な、惰性で動く「惰性社会」である。
慣性社会、惰性社会は女性優位の社会がなりやすい。女性優位社会は、下位者がそのままでは上位者を批判できず、上位者に対してひたすら平伏し続ける「批判不可社会」「無批判社会」である。そのため、女性優位社会では、下位者は、その時々の上位者の言うことにひたすら従って動こうとする。そして、女性優位の慣性社会では、次世代の上位者が、前世代の上位者の作った前例を、支配体制が根本的に転覆しない限り、そのまま引き継ぐ。慣行の世襲が行われる慣行世襲社会である。そのため、慣性社会は、自分では自分自身の慣行を変えられない。「上位者によって設定された慣行」は、後から不具合が新たに判明した場合、誰かに変えてもらう必要がある。慣性社会側は自分たちの慣行を外部者によって変更される時に盛んに「嫌々」の行動を繰り返して抵抗する。しかし、いったん変更されると、変更は、慣性社会によって、途端に手のひら返しをされる形で受容され、歓迎される。これは、男性が女性へ強引にセックスを仕掛ける時の女性の取る反応と感じが似ている。
慣性社会は、慣性に従って動く。慣性社会は、計画、動き方の中途変更、中止を嫌う。慣性社会の人々は、それまで通り、今まで通りに動こう、慣性に従って行動しようとする。
慣性社会は、予定調和の社会である。日本社会における予定調和的な慣行は、談合、根回し、国会や議会答弁事前作成と読み上げの慣行がその典型である。「予定調和的社会」とは、予め皆でどう動くか決めておき、後はひたすら、その決めた予定通りに粛々と動く社会である。全体が一斉に一体となって動くのに適した社会である。予定調和の考え方は、相互一体感、同調性重視の女性優位社会での運動で頻発している。
慣性社会は、他人への答弁内容とか、いったん決めたら、最初から直近、あるいは最後まで、一貫してぶれずに、決めておいた一定方向に向かって進むのを好む社会である。そして途中での進行方針変更があると混乱し、その状態を嫌う社会である。その点、慣性社会は「方針一定性重視社会」、「方針一貫性重視社会」「方針不動性重視社会」と言える。
例えば、日本の国会とかで、新型インフルエンザワクチン接種で、政府側の方針変更で議場が混乱しているとかがその一例である。

慣性社会は、当初決定通り、ひたすら進むのを好む。進行を慣性に従うことを重視する。何事も、途中で変えたり中止するのを好まず、今まで通りの状態を続けようとする。慣性社会は、決定変更、中止に柔軟性が無く、硬直している。

慣性社会は、進行方針のぶれの無さ、不動性という点では、当初植わった通り、生え抜くのを重視する、「生え抜き植物的社会」である。生え抜き植物的社会は、誰か植えてくれる存在を必要とする。とある人間社会集団を植物に見立てた場合、自分がどこの地点に植えられるかは植えてくれる存在が決めて、植物自身では決められない。その点、この生え抜き植物タイプの社会では、自分の立ち位置の決定は、完全に他力本願になる。これはまさしく植物と運命を共にして定住して生きる農耕民社会そのものの姿である。

日本社会では、血縁者同士のみならず非血縁者同士も一体感を持って同調する。そのため、社会全体が一体感を持って同調する。その社会を動かすためには、同調状態を保持したまま、中心の極が彗星のごとく、周囲に自分への同調集団が離れないようにしながら、今まで通りの一定方向に移動し続けるしかない。体制転覆時の初動の動作方向が、その後の社会の全体的な全ての動きを決定する。この動きは、次の体制転覆時まで永久に続く。
慣行社会は、社会全体が、いったんある方向に動き出すとそのまま止まらない。液体の水滴と同じである。液体の水滴を液体分子群の動きと見ることで、個々の液体分子を一人の人間と捉えることで、液体の水滴の流れとして日本社会の動きを捉えることができる。
女性優位の日本社会、すなわち慣性社会は、社会の動きを、液体の水滴の流体力学での動きとして捉えることができる液滴社会、水滴社会である。すなわち慣性社会は液体型社会の一種である。あるいは、ある程度光り輝きながら上昇方向にも水平方向にも下降方向にも速く動く場合は、彗星的社会とも呼べる。
液体の水滴は重力の影響で降下することから、液体的社会である女性優位の日本社会は、そのままでは社会のあり方がどんどん下方に沈下する社会である。例えば、話題が下ネタ方向にどんどん落下するなど。それは、上に行こうとする者を下方に引きずり落とす社会である。それは、降下社会、沈下社会と呼べる。



----

中国における道教や老荘思想と、慣性社会や、液体的思想との、関連。

中国の道教や老荘思想における、道や、無為自然の概念と、慣性に従って行動することとの、関連。

道。
それは、以下の内容である。
物理的な慣性運動法則に従って動く、物体。それらにおける、時系列的に把握される、空間的な通過経路。
生物における、自動的な、自己生存と自己増殖の指向の、永続。そうした、慣性的な、生命物質固有の、動作法則。

そのまま、慣性に従って、慣性に合わせて、動き、生きること。
そのことを指向すること。
そうした思想の内容は、一体融合的で、同調的で、調和的で、受動的で、前例踏襲的である。
それらは、液体的思想である。
そうした、慣性重視の思想で動く社会。それは、慣性社会である。

無為自然の思想。
周囲の慣性法則に従って動く存在に対して、同調し、調和して、一緒に、力まずに、加工せずに、動くこと。
それは、同調や調和や受動性を指向する点において、液体的思想である。


万物斉同の世界。
それぞれの事物が、互いに、一体融合化して、混沌化している状態。液体的な状態。
そうした状態を、自然で理想的な状態と捉える、思想。
それは、液体的思想である。



慣性の強弱


慣性社会の概念をより正確に把握するには、強慣性社会(慣性の強い社会)と、弱慣性社会(慣性の弱い社会)の区別が必要である。

強慣性社会とは:
その社会の構成員が、自分が進む方向と速度について、初期設定した方向、速度、あるいは今までの方向、速度をそのまま保つことを重視し、進む方向と速度を自分から自発的に変えるのを好まない度合いが強い社会。

弱慣性社会とは:
その社会の構成員が、自分が進む方向と速度について、初期設定した方向、速度、あるいは今までの方向、速度をそのまま保つことを重視せず、進む方向と速度を自分から自発的にどんどん変えて行くのを好む度合いが強い社会。

社会的慣性の概念との関連


慣性社会の把握については、欧米の社会学が生み出した「社会的慣性」の概念に触れておく必要がある。

社会的慣性について:
人間の持つ、これまで先祖が信仰してきた宗教や自分の所属していた階級の文化の維持といった、今まで続いてきた社会的慣習の維持を自分たちが無意識のうちに自然に行う性質を「社会的慣性」とピエール・ブルデューが1985年に名付けている。
Bourdieu, Pierre (November 1985). "The Social Space and the Genesis of Groups". Theory and Society. 14 (6): 728.

心理的性格と慣性


強い慣性で動く社会における人々の心理的性格は、強い慣性の性格となり、弱い慣性で動く社会における人々の心理的性格は、弱い慣性の性格となる。

弱い慣性の性格とは:
自分自身の今後の進行速度、方向を自分の力で自主的、自発的、内発的に変動させる性格。自分自身の今までの進行速度、方向を維持しようとしない性格。自己変革する性格。変化への種を自分の中に持っている性格。自分が抱える不具合を自分で治す性格。

強い慣性の性格とは:
自分自身の今後の進行速度、方向を自分の力で自主的、自発的、内発的に変動させない性格。今までの進行速度、方向を今後も維持しようとする性格。自己変革しない性格。変化への種を自分の中には持っていない性格。自分が抱える不具合を治すのを他者任せにする性格。

この観点からは、P.Bourdieuの提示する社会的慣性とは、人間が社会心理的に相当強い慣性の性格ないし傾向を持っていることの現れであると見ることができる。

個人の社会心理的な慣性の強さ(degree of inertia)の測定は、自己のあり方を自力で変化させる度合い、自己変革の度合い(degree of self change)の強さの測定によってなされる。

メタな視点の導入


社会の慣性の強さに関しては、さらに、メタの視点の導入が新たに必要である。

一見、弱い慣性で動いているかのように見える社会も、見方を変えると強い慣性に従って動いている。
つまり、今まで維持してきた「弱い慣性の性格」を今後も維持しようとする性格がそれである。あるいは、今まで維持してきた「弱い慣性の性格」を今後も変えない、自己変革しない性格がそれである。 (先祖代々受け継いできた)「弱い慣性の性格」を強い慣性を伴って、自分では変化させずにそのまま持ち続ける性格がそれである。
「弱い慣性」を強い慣性で持つ社会の事例として、西欧北米社会があげられる。その社会では、「弱い慣性」で動く新領域開拓者としての社会的伝統を、強い慣性で保持し続けている。そして、残った未踏領域を効率よく効果的に探査するために、進行速度、方向を適宜かつ頻繁に変えることを行っているが、その低い慣性で動くことが伝統的な文化になっている。その意味では、低い慣性で動く文化の保持は、強い慣性に従っていると言える。
 

マクロとミクロの視点の導入


社会の慣性の強さに関しては、あるいは、マクロとミクロ、すなわち視点の広角性からの分析も必要である。

ミクロでは慣性に従わず自発的に動いているように見えるが、マクロで見ると慣性に従って動いている。
個別の個体の動きを見ると慣性に従わず自発的に動いているように見えるが、全体を大局的に見渡すと慣性に従って動いている。
日本社会では、ミクロな視点で見ると人々は自発的に周囲の他者と細やかな対人関係を構築しているように見える。一方、日本社会全体をマクロな視点で広角的に見渡すと、互いに周囲に合わせて一体となって一斉に一定方向(脱亜入欧の方向)に動いている。

慣性社会のシミュレーション

総論。慣性社会のシミュレーションで実現すべきこと。

自ら動作速度、動作方向を変えようとする意思を持たない物理的物体の動きのシミュレーションは、全て慣性社会のシミュレーションに該当する。
例えば、現時点で筆者が考案、用意している気体的社会のシミュレーション動画においては、各個体は自由な方向にバラバラに高速で飛び回ることになる。しかし、各個体は、自分自身の進行速度、方向を、初速のままで特に決めていない。そのため、各個体は物理的な慣性に従って動作していることになり、「弱い慣性」の概念を入れることができていない。
弱い慣性で動く社会のシミュレーションにおいては、社会における各個体の能動的で自主的な動作速度、動作方向の変更を表現する必要があり、各個体の「動作の自発性」を表現する必要がある。そのためには、各個体に「生命」「生き生きとする性質、能力」「自由意思」を与える必要がある。すなわち、各個体に「弱い慣性」を与えるためには、水槽の中を泳ぐ「生きている」メダカの各個体が自発的、自主的に泳ぐ方向を変えるのと同じことをシミュレーションで実現する必要がある。筆者はこれを実現したい。
個体がひたすら慣性に従って動くことは、ある意味、その個体は「死んでいる」「生命であることを放棄している」ことと同じである。

高慣性社会の日本社会、女社会のシミュレーションには、液滴の動きの物理化学的シミュレーションが有効である。慣性にひたすら従って生きる日本人や女性は、上記の観点からは、死んでいる、生き物らしくない生活をしていることになると言える。

社会的遺伝子と粒子の属性。

社会的属性について、遺伝子モデルを作成すること。それは、慣性社会の再現において、有効である。
各人の属性。(年齢、性別、資産、学歴、収入、資格、配偶者の有無、居住場所、宗教・・・。)それらを遺伝子のような形で並べ、他者と交配可能にすること。他者は、配偶者だけでなく、友人や上位者や下位者も含む。
各粒子に社会的遺伝子を用意すること。
経済の概念を導入すること。社会的地位の概念を導入すること。相対的成功者と失敗者とを分けること。
得た形質を、社会的遺伝子で粒子毎に分割し、他の粒子とくっつけること。突然変異率を付けること。
どのタイプの粒子が生き残りやすく、死滅しやすいのはどのタイプの粒子かを算定する。


自由意思を備えた弱慣性的粒子の作成手順。


自由意思を持って弱慣性的に動く生物的粒子。(動く単細胞生物みたいなもののコンピューターシミュレーション。)それを作成すること。内部に目(カメラ)、神経回路網(感情、自由意思)を作ること。運動機能も作る。
最初は一番単純な粒子から作り、徐々に複雑にしていく。最初はカメラでの視覚のみ。次に感情(快、不快)機能、自由思考機能(ランダムサッケード)、意思決定機能、といった意識機能を実装すること。次に記憶機能を実装すること。最後に外部出力刻印機能、移動運動機能を実装すること。

環境は、最初は2次元の0と1の数値並びとする。1個から始めて、2×2個、3×3個と増やしていくこと。
環境中の0、1の数値は、各場所に固定とする。あるいは流動すること。
環境中の0、1の数値は、時間とともにランダムに書き変わるか、書き変わらずにそのままの状態を持続する。

最初は環境中の0、1の数値分布を知覚、取得して、記憶し、それをもとに次に進む方向を決めるプログラムから開始する。数値をpush,pop記憶で学習すること。反応は、女性(違ったら元に戻ること。)と男性(違ったらそちらに進むこと。)を作ること。
環境の取る数値を変化するスレッド、生物的粒子による環境数値知覚のスレッド、記憶スレッド、感情と理性のスレッド、および動作出力のスレッド(動作出力結果が環境に変化を与えるかどうかのオプション。)。

社会的遺伝子の研究と合体させること。まずは性別から導入していくこと。
女性的粒子。環境から0が来たら0を、1が来たら1を出力する確率。その数値が高い。前例順守、前例同調の粒子。
男性的粒子。環境から0が来たら1を、1が来たら0を出力する確率。その数値が高い。前例破壊新秩序樹立の粒子。
粒子と性差との関係、および、粒子の慣性心理を、実装すること。


自由意思を持った粒子は、以下のように振る舞う。
自分で自分の行動を決断すること。視野位置を決定すること。視野から飛び込んでくる情報を確定すること。入ってきた情報を記録すること。入力情報についてどのような出力動作をするか選択すること。過去の事例から検索して選択すること。過去の事例と違う出力を試すとき、分からないときはランダムで選択する。動作を出力すること。(何もしないのも含む。)外部環境を変えること。(か何もしない。)こと。フィードバック(成功、失敗、未確定)を得ること。
///
得た入力:決定した出力:成功失敗の度合い。
///
入力知覚で集中力があって即時に記憶し、出力決定への思考に回せるか、集中力に欠けて別の数値と誤って認識し、出力決定に至らないかどうかを分ける。
入力があった升と同じ升に数値を加重刻印しようとする。成功確率は実験により変動。反対数値への書き換え成功確率は低く、同一数値塗り重ねは成功確率が高い。反対数値への書き換えは青色、同一数値の塗り重ねはだいだい色にする。同一数値塗り重ねを女性的粒子、異なる数値への変更を男性的粒子とすること。
将来的には複数粒子による塗り替え合戦とか実現させる。復古的右翼粒子(元の数値に直そうとすること。)と革新的左翼粒子(新しい数値にしようとすること。)を分けること。
書き換え頻度の高い升と低い升が出来て、頻度の高い升に群がる粒子と、頻度の低い升に群がる粒子とを分ける。
中心部の升と、周辺部の升が出来て、中心部を目指す粒子と、周辺部を目指す粒子とを分ける。
処女升と経験者升が出来て、処女升を目指す粒子と、経験者升を目指す粒子とを分ける。
文字未刻印の升と文字ありの升があって、未刻印升を目指す粒子と、文字あり升を目指す粒子とを分ける。
粒子は、升の状態変化を観察し続ける。視点を絶えず動かして、升の状態に変化がないか探し続ける。
状態に変化があった升と変化がない升があって、粒子は、変化があった升を目指す。
ミクロな変化を察知する近視眼の粒子と、マクロな変化を察知する遠視の粒子に分かれること。
粒子は、最初から遺伝的に性格を分ける。(最初から性格付けをすること。)だけでなく、ある程度学習でも決まるようにする。
各粒子に社会的遺伝子を用意すること。
経済の概念を導入すること。社会的地位の概念を導入すること。相対的成功者と失敗者とを分けること。
得た形質を、社会的遺伝子で粒子毎に分割し、他の粒子とくっつけること。突然変異率を付けること。
どのタイプの粒子が生き残りやすく、死滅しやすいのはどのタイプの粒子かを算定する。

(具体例)
その時々の体調(躁うつ。):快調、不調。
入力された対象への感情:快(近づくこと。)、不快(遠ざかること。)
出力対象への感情:快(近づくこと。)、不快(遠ざかること。)
出力遂行への感情:快(進んで行うこと。)、不快(いやがること。)
失敗への不安感の強さ:不安、大丈夫。
前例への依存心の強さ(対象に対して既に使用し成功した数値を出力する欲求):強い(不安)、弱い(大丈夫)。
未知利用域探検への欲求の強さ(未使用~未経験数値出力欲求):強い、弱い。
ばくち打ちへの欲求の強さ(ランダム数値出力欲求):強い、弱いこと。
出力待ちへの欲求の強さ:すぐ出力する、まだ出力しないこと。(そのうち出力すること。):今後も決して出力しない。
出力への態度の固さ:確実に決定する、適当にあてずっぽうに決定すること。
新たな入力刺激を求めての移動、入力ターゲット取り替えの速さ:速い(男性的)、ゆっくり(女性的)


入力、出力位置の記憶。それは次の内容である。前例あり、前例数値、前例無しを分類したデータベース。

環境数値ではなく、他粒子の存在を認識する。相手のことを既に知っているかどうか。(既知か、未知か。)それを判別すること。
別の粒子についての粒子脳内機能が必要になる。
他粒子の位置を知覚すること。
他粒子の脳内特徴を知覚し、他粒子の脳内状態をシミュレートする他粒子仮想脳を構築すること。(他の個別粒子毎に別スレッドを立てること。とりあえず上限を3つくらいにすること。)
他粒子が自分とどの程度同じ感情のあり方、記憶内容を持っているかをリサーチし、その都度、その情報を、自分の脳内の相手仮想脳内に入れる。

他粒子とコミュニケーションをすること。刺激信号を相手粒子に送ること。反応を見ること。粒子をプロセスに見立ててプロセス間通信を行うこと。
通信プロトコル確立を試行すること。刺激信号送信。反応ありこと。(快、不快)か、無反応(気付かない、気付いたが無視された=無関心である。)か見ること。
相手が無反応時に、繰り返し刺激信号を反応があるまで送るか、あきらめる。何回送ったらあきらめるかこと。送信先相手に興味がある、好きである程度で決める。同性、異性で違う回数とすること。

相手との接続が確立された時の行動を決める。
相手に情報を伝えること。相手が自分にとって快か不快かを伝える。(感情的)か、中立を伝えること。(理性的)こと。刺激信号で伝えること。
相手から情報を受け取ること。自分が相手にとって快か不快かを伝えてもらう。(感情的)か、中立を伝えてもらうこと。(理性的)こと。相手からの刺激信号を受け取ること。
相手から情報を聴き出すこと。不明情報が何かを自分の脳内から取り出す。それを相手に刺激信号を送って質問すること。
相手に答えを返すこと。自分の脳内の記憶領域に一通りスポットを当てること。知っているかどうかこと。知っている場合は答は何か。その記憶知識の正確度はどれくらいか。相手にどのくらいまで伝えるか。(相手への信用度、相手への好感度で決めること。)
相手から情報を受け取ること。知覚できたか。理解できたか。自分の予期していたのと同じだったか、違ったか。正しいと考えられるか、間違っている感じか。自分の好みに合っていたか、合わなかったか。
相手に情報を受け取った反応をすること。相手に表情を見せて反応を返すこと。(快、不快)か、無反応、無視を決め込むこと。
相手に返礼の情報を返すこと。(役立って感謝できること。役立たずで感謝できないこと。)
相手に自分の状態を伝えること。
相手に相手自身の状態を聞くこと。

相手との共通性、同一性、近接性の度合いを把握すること。仲間かどうかを判定すること。
話題が合うこと。
その話題について意見が合うこと。
その話題について持っている知識水準が合うこと。
その話題について知能水準が合うこと。
その話題について運動能力水準が合うこと。
上記のそれぞれについて、自分と相手がそれぞれ認識したか否かを互いに自己判断すること。

相手との上下関係、強弱関係を把握すること。差別感情の発生。自分に有って相手に無いこと。相手に有って自分に無いこと。
知識水準。自分が知っていて、相手が知らないこと。相手が知っていて、自分が知らないこと。
知能水準。自分が理解できて、相手が理解できないこと。相手が理解していて、自分が理解できないこと。
運動能力水準。自分が動けて相手が動けない。相手が動けて自分が動けない。

各水準での相互の強弱を、トータル合算すること。自分の重視する水準種類で、最終的に相手が自分より上かどうかを判定する。
相互に判定結果情報を交換すること。
判定が双方で差があることで合意に至る。(主従関係。)差があることの合意に至らない、決裂する。(ライバル関係。)

相手が同調一体化指向か、分離独立指向か(ウェットか、ドライか)を把握すること。
しばらく互いに動いて相手を見極めること。
相手が自分に合わせた動き。(ウェット、ドライ)を取ること。取らないこと。
自分が相手に合わせた動き。(ウェット、ドライ)を取ること。取らないこと。


相手に表情を出すこと。表向きの表情。(相手に見せること。)内面の表情。(相手に隠すこと。)
研究者用。各粒子の脳内の状態をマルチで同時に参照できるようにすること。
行動発生数値閾値。ニューロン発火と同様。


上記は、ミクロな神経回路そのものである。


同じ通信プロトコルの相手の場合。相手に話が通じやすい。
違う通信プロトコルの相手の場合。相手との話が、通じにくいか、通じない。相手との間で、通信プロトコルを統一する必要がある。


ダイナミクスの強弱との関連

ダイナミクスの強弱(ダイナミックであるかどうか)とは:
広い空間を縦横無尽に駆け巡る度合いの強弱。存在位置変動の大きさ。進行速度の大きさ、および進行方向のバリエーションの多さ。

社会のダイナミクスの強弱と慣性の強弱とは、ある程度関係がある。すなわち、自由意思で動き回れるスペースの広さと、慣性の弱さとが比例する。自由意思で動き回れるスペースが狭いと、周囲の動きに合わせて動くしかなくなり、それは慣性に従って生きることと同じである。日本社会や女社会がこの低ダイナミックな社会に当てはまる。