曲がり管の流れ解析2016年5月8日 | |
はじめに曲がり円管を流れる流体の計算を行う。乱流モデルによる二次流れの様子を比較する。 バージョンOpenFOAM 3.0.1 ヒント乱流モデルを用いることができるソルバーを用いる。定常計算であれば simpleFoam でよい。 メッシュのせいか、LRR による計算が発散しやすく、計算手順や設定に工夫が必要だった。 計算条件
二次流れの比較曲がり部分の出口から 5D の位置断面における平面速度成分のベクトル図を示す。
どれも 二次流れ自体はそれなりに出ている。SST k-ωモデルは k-ε系のモデルより 2 次流れが弱く出ている。RNG k-εモデルがはっきりとした 2 次流れを示している。レイノルズ応力輸送モデル (LRR) では非対称性を示している。文献[1]では流れは対称ということになっているので、レイノルズ応力輸送モデルの結果の妥当性に疑問が残る。 はく離の比較曲がり部分の中央断面の流速分布を以下に示す。
SST k-ωモデルだけ他と様子が異なる。 速度分布の比較曲がり部分の出口から 5D の位置断面における上下対称軸における速度分布 (軸方向流速を入口流速で割ったもの) を以下に示す。
文献[1]の測定結果 (読み取った値は こちら) と比較すると、k-ε系のモデルの結果は概ね妥当といえそうである。中でも右端は RNG k-εがもっと測定結果に近い結果を示している。ただし、左端については k-ε系のモデルはどれも測定結果よりも低い数値を予測している。レイノルズ応力輸送モデルの結果が左端において測定結果とよく一致しているが、偶然かもしれない (あるいは測定結果が比較位置では対称ではない?)。SST k-ωモデルは測定結果とは大きく異なる結果を示している。 参考文献
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