TOOL Maniacs
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TOOL Live Report in Japan
TOUR IN JAPAN 2025
K-ARENA YOKOHAMA / 12.11 Thu, 2025

Maynard James Keenan : Vocal
Adam Jones : Guitar
Danny Carey : Drums
Justin Chancellor : Bass
OZZFEST 2013、単独としては2007年以来となる来日がついに実現。
フェスでの開放感のある会場でのライブもそれはそれで良いのだが
TOOLの場合、単独会場での公演は
真っ暗な照明に怪しい映像、完璧な演奏で
没入感が凄いので、待ちに待ったという感じである。
前回の単独はライブハウスであり、とうとうアリーナでの公演が実現。
残念ながら当日券も出ており完売はしなかったようだが、
それでもこの大きさの会場で及第点の観客を集めるまでに。
横浜駅からは多少歩くので、私は新高島駅から向かうことに。
アンパンミュージアム前のアンパンマン像を横目にいざ会場へ。


混雑回避で少し遅れてグッズブースに入ってみたが、
シャツ類はXXLが軒並み完売。客層偏りすぎだろ(笑)
確かに異様なまでのオジサンと外国人さんの率。
サイズが大きいものからどんどん売れてしまったようだ。
デブの私には着れるものがないのでタオルだけ購入。
A4サイズ以下のものしか持ち込めないという
かなり厳しい入場チェックをかいくぐりいざ会場内へ。
ペットボトルも持ち込めないと言うので会場内で探すも、
自販機自体がおいてなく、しかたなく売店で\500で買うも
蓋を外されて渡されるという。飲食と物販の規制の違いだっけ?
客に不便強いるシステムはなんとかならんのか。
でもついでなんでラウンジでポテトも食べながら
開演時間まで過ごす。

おもむろに座席へ向かう。Justin側の遠目だな。
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時間キッチリピッタリで会場が暗転。
重低音のSEが響き渡りメンバーが登場!!
会場は大歓声。
鋭い金属的な音が会場を突き刺し、
Adamのリフから始まったのが"Fear Inoculum"
最新作からの日本初演奏である。
静かめな曲での滑り出し。
Maynardが透明感のある歌声で一気に観客を魅了する。
曲が終わり、Maynardが口を開く。
ヨコハマ!
No(もっと大きな声出せるだろ?) ヨコハマ!!
One more time, ヨコハマ!!!!!
Much better
観客に気合を入れたところで
Dannyのカウントからおなじみのリフが!
"The Grudge "が始まった。
Lateralus冒頭の曲で認知度人気ともに高い曲である。
Dannyの1音1音が身体にビリビリ響く。
名物である最後のMaynardのロングシャウト、
流石にタイムこそ短くなったがなになにどうして、
恐ろしいほどの迫力は健在!
JustinとAdamが向かい合い美しいリフで始まったのは
同じくLateralusから"Disposition"
先程から一転、あまりに静かで美しい曲に
観客も言葉を失う。
そうそう、この感覚。スマホ撮影が禁止されてることもあり
客席はおろかステージ上も含めて照明がかなり暗く、
不気味で怪しいスクリーン映像を背景に
恐ろしいほど完璧な演奏が続くステージ、
口があんぐり空いてしまうほど没入感が凄いのだ。
淡々と続いた曲が終わるやいなや、
Justinの地獄の底から響き渡るような
ディストーションベースが闇を切り裂く。
そしてあのイントロから始まったのは"H."
ÆNEMAからの曲である。
Dannyが操るSE音からAdamがゆっくりとリフを弾き出す。
で、出た!"Rosetta Stoned"だ!
10,000Daysからの長尺曲。
拡声器を担いだMaynardが
早口でラップパートを畳み掛ける。
10分を超える曲でありながら1ミリの狂いもなく
演奏は続き、ピタッとエンディングで締める。
なんなんだ、この演奏力の異常な高さは!
長尺曲が終わりMaynardが口を開く。
23歳以下のやつ居るか?手を上げてくれ。
次の曲はお前らがまだ精子だった頃の曲だ。
思わず会場からも笑い声が。
始まったのは"Crawl Away"
1stアルバムUndertowからの懐かしい曲だ。
そりゃ若い人たちは生まれても居ないよな。
DannyとAdamの音が絡み合い
始まったのはFear Inoculumから"Pneuma"
DannyがPadで音程を奏でる。
中盤まで主にAdamとDannyの音だけで進んでいく。
おもむろにAdamがJustinを指差すと、
ベースの耳を突き刺すリフが絡みだす。
そう、Toolのライブを生で見ると
え?そこDannyが叩いてたの?
でぇ!そこギターじゃなくてJustinのベースだったの?
現場で初めて発見する驚きの連続である。
今度はJustinがAdamを指さしてギターの単独パート。
終盤に向けてテンションの高い演奏が続く。
続いてDannyのパーカッションから鋭くAdamが刻み、
始まったのは10,000Daysからの"Jambi"
この曲も人気が高い曲で歓声もひときわ大きい。
Adamのトーキングモジュレーターによる
印象的なソロプレイも挟みテンポよく曲は進む。
続いてあのイントロが流れると大歓声が。
ÆNEMAからPVも作られた"Stinkfist"である。
曲が終わると
Maynard、Adam、Dannyはステージを去り、
Justinが足元のエフェクターを操作しながら
ブォンブォンと重低音を永遠に奏で続ける。
そしてそのままJustinも姿を消して音も止むと
スクリーンに1200からのカウントダウンが。
どうやら休憩時間を提示してくれてるらしい。
パラパラとトイレタイムに移動する人たち。

特段BGMもなく淡々とカウンターは進み、
12分きっちりカウントダウンが終了すると
Dannyがステージに姿を表す。
怒涛のドラムソロとモジュールシンセを操り、
"Chocolate Chip Trip"から後半戦スタート。
この曲だけはDannyの姿を
カメラでスクリーンに映し出す。
しかしスゲェ叩きっぷり!
完成度が高すぎてほとんど大きなアドリブがない
ステージの中で、唯一アドリブ要素が多めの曲である。
3人がステージに戻り、Justinのベースから始まったのは
"Hand Of Doom"
Black Sabbathのカバーである。
2025年7月に開かれたBlack Sabbath最後のライブに
Toolも参加し、演奏されたのがこの曲。
残念なことにそのライブから僅か17日後に
Ozzyが亡くなってしまう。
曲が終わるとMaynard、
Rest in peace, OZZY!
もちろん会場総員同じ気持ちである。
続いてAdamの静かに刻むリフで始まったのは
Fear Inoculumから"Invincible "
これも静かな前半から徐々に盛り上がる
美しい曲である。
Maynardのタコ踊りもキレを増す。
Maynard、
いつもいつも日本に来ることは
とても光栄に思ってるよ。ありがとう。
最後の曲はスマホで撮影してもいいよ。
本当に今日はありがとう。
もう一度やるぞ。ヨコハマ!!!
ヨコハマ!!!
See you again soon!
そして始まったのは10,000Days冒頭の曲
"Vicarious "
ホント、ここまでみんな律儀に
スマホ仕舞ってたので
一気に客席がキラキラ光る(笑)
演奏が終わるとMaynardは3人とグータッチ、
客席に礼をしてそそくさとステージを後にする。



残りの三人はピックやスティックを客席に投げ入れ、
左右の客にも手を振り、感謝の意を表してくれた。
メンバーのお子さん?も登場し、並んで一例。


前回の来日からかなり時間も空いて、
メンバーも、というか我々ファンも歳を重ねたわけだが、
特にMaynardはコロナに感染した経験もあり、
昔のような声は出せないと認める発言もあったりもした。
確かに肺活量?が落ちたのか、
ロングトーンなどが短くなるような印象はあったが、
高いキーもシャウトの壮絶さも全然健在であり、
なになにどうして、衰えというものは感じさせなかった。
他のメンバーもスピードやパワーは全く変わらず。
Dannyのドラミングは
そのど迫力とえげつないテクニックに
特に初見と思われるファンたちから
絶賛の声が後を絶たないほど、
壮絶で圧倒されるプレイであった。
SNSなどを見ても
特に今年は大物海外アーティストの来日が相次ぎ
古い洋楽ファンも歓喜の年ではあったが、
ちょっと他のステージとは次元が違う、
圧倒されたというような声が多く見られた。
私も7回目の観戦となったわけだが
全くそのとおり、魂引き抜かれるような、
茫然自失になると言ったような
壮絶なステージングで圧倒されてしまった。
さてさてしかし、余韻が半端ないが
明日も仕事である。横浜から埼玉まで
帰らなければならないので早々に家路につく。
今回のレポートは終了。
駄文におつきあい下さり感謝。
Set List
Fear Inoculum
The Grudge
Disposition
H.
Rosetta Stoned
Crawl Away
Pneuma
Jambi
Stinkfist
--Intermission--
Chocolate Chip Trip
Hand Of Doom (Black Sabbath)
Invincible
Vicarious