Live Reports by hirock
in Astro Hall, Harajuku, Tokyo, Japan
November 23th, 2003
とうとう来日公演ツアーも最終日となった。
最後を締めくくるのはココ原宿アストロ・ホール。
そう、記念すべき初来日公演を行った
思い出の場所でもある。
会場自体かなり小さいので、開演前から
かなりぎうぎう状態!
なにやら当日券まで売っていた模様。
なんでやねん。タダでさえ狭いのに。

ようやくしてオープニング・アクトの
The Velvet Teen登場。
いつもは持ち時間が30分だったが、
今日に限り45分に拡大しての演奏となった。
ステージが狭いためか
今日は鍵盤が用意されてなかったけど、
パワフルかつエモーショナルな演奏で客を魅了する。
途中ギターの弦が切れてしまうハプニングもあったが
サブのストラトで演奏は続く。
ドラムのLoganは、(ファンにプレゼントされたらしい)
青い鉄腕アトムのTシャツで登場。
アトムは海外では「アストロボーイ」の
名で知られているので、
今日の会場「アストロホール」とかけていたんだろうけど、
アトムがアストロボーイだと知っている
日本人は少ないのか
その事実に気づいている人は
少なかったかもしれない(笑)
ベースのJoshも何か吹っ切れたのか
今日は髪の毛を上げているので
広いおでこがあらわに(^^;
でもタトゥー入りの太い腕で迫力の重低音を鳴らす姿は
実に魅力的。実際テクニックもなかなかのもの。
ホント、彼らも良いバンドだべさ。
今後の活躍に期待ですね!

Setlist
Am I Wry? No
156
Behind The Drapes
Symmetry
Wherever
Mica
That Time on the Ledge
Panda
She Came Home For Christmas
Eight Flew Over, One was Destroyed
She Spider
Snow Brigade

[Encore]
13. Snowflake
14. Comforting Sounds
セットチェンジを経て、いよいよMewの登場である。
メンバー登場に歓声が上がり、オイラの周りももみくちゃ状態。
Boが"Dear Frendgers!"と挨拶してまたもや歓声!
Silasのカウントと共に始まったのはおなじみ"Am I Wry? No"
やはりこの曲で一気にテンションが上がりますわね。
隣の外人さんたちもはしゃぎまくり。歌いまくり。"Yeah!"連発。ちとうるさい(^^;
うひょ〜、さすがにこうもぎうぎうだと環境は悪いかなぁ。
前に背の高いお兄ちゃんがいて後ろの女の子が「見えない見えない」連発してるので、
とりあえずオイラが場所変わってあげたりして。
でも終演後も礼の一つもなかったのはがっくりきたけど。
ま、それはさておき、日本最終日だというのにJonasの声はまったく色褪せていない。
星が流れるような映像の効果もあって
一気にMewワールドへ僕らを案内してくれる。もう、うっとり♪

そのまま流れるように美しいイントロが流れる。"156"である。
1曲目でテンションが上がった次は、この曲でしっとりと引き込まれる。
曲の後半部分のハーモニーも美しすぎる。秀逸。

Johanの紹介から始まったのは"Behind The Drapes"。
この曲もミドルテンポで心を揺さぶる名曲。
ここでJonasが非常に上手い日本語で「アリガトゴザイマス。」
それを聴いたBoが「なんて言ったんだ?」と突っ込み。
Jonasが「Thank Youだよ。」と返すと、
Boは「あぁ、そうか。Thank You!」とみんなにお礼を言う。
って、おいおい、Bo、Jonasは日本ではいつも言ってるじゃないの(笑)

お次はBecky Jarrettとのデュエット曲、"Symmetry"。
この曲も美しすぎる。もうみんなステージに釘付け状態。
Beckyと完全にユニゾンでハモれるJonasの声にも驚愕。

「古い曲なんだけどね。」と紹介されたのは"Wherever"。
サビのハーモニーが美しいミドルテンポの曲。
サポートのNickとのハーモニーもバッチリ決まってお見事!
曲の最後はJonasとBoがお互い向き合って
ギターをジャン、ジャン・・・とかき鳴らす姿もおなじみ。

MCのあとSilasのカウントで始まったのは"Mica"。
アルバム未収録で、4月、8月の来日公演では
演奏されてこなかった曲なのでかなり新鮮である。
車に乗って空を飛び回る映像も面白い。

「次の曲はJonasがソロで演奏したことはあるけど、
バンドで演奏するのは初めてなんだ。プレミアものだよ。」
とBoに紹介されたのは"That Time on the Ledge"。
昨日のリキッドではアンコールでJonasがソロ・アコースティックで演奏して、
それもまた涙ものだったのだけど、
このバンドでの演奏も、これまた凄く素敵なものだった。
溢れてくる涙を抑えるのに必死。
早くCDで聴いてみたいものである。

この後ギターを手にしたJonasだが、ストラップ(肩ひも)が
背中でねじれてしまったらしく、
Johanが「俺が直してやるよ。」なんて微笑ましい場面も。
そして直してもらいつつ「Rock n' Rollナンバーだよ。」と紹介されたのが"Panda"。
曲半ばの間奏で繰り返されるリフが、こうぐいぐい盛り上がっていく迫力のある曲。
この曲もこれまで日本では演奏されてこなかった曲なので
みんな興味深そうに聴いている。
確かBoだったと思うけど、曲が終わった時に
「サンキュぅ↑うふ〜〜ふー。」と妙なテンションで叫んだりして(笑)

Johanが「この会場は日本で初めて演奏した所なんだよね。
戻って来れて嬉しいよ。」と挨拶の後、
「メリークリスマス!」と始まったのは"She Came Home For Christmas"。
少し早めのクリスマスプレゼントに会場は大いに盛り上がる。

続いてピアノとギターの単音リフで始まったのは"Eight Flew Over, One was Destroyed"。
この曲もスロウでメロディアス。Jonasの声の美しさがひときわ魅力的な名曲だよねん。

シンセベースの単調なリフから始まったのは"She Spider"。
Johanの呼びかけに応えてみんなが手拍子を始める。
序盤の静かな展開からサビに入った瞬間にドカンと盛り上がるこの曲。
やはり音が大きくなった瞬間にみんなの身体も大きく揺れる。
Boのギターソロもきらりと光る。意外とMewの曲には
こういったソロらしいソロは少ないね、そういえば。

「いやぁ、激しかったねぇ」「次の曲はもっと激しいぜ。」
なんてやりとりから始まったのは"Snow Brigade"。
Boの変則的なリフからサポートのNickのかき鳴らしギターと流れ、
テンションも上がりまくり。
サビ部分はオルタナ系を思わせる轟音サウンドに、
Jonasの美しいメロディが絡み絶頂状態へ!
ここで本編が終了。「またね!東京!」の声と共に一度メンバーが退出する。

しかし会場の熱気は冷めるはずもなく、アンコール希望の拍手が鳴り続く。
程なくしてJonasが一人で登場。アコギを抱えて座るが、
"That Time〜"はさっきバンドで演奏したし
何やるのかなーと思ったらこれまたアルバム未収録の知られざる名曲、"Snowflake"。
2002年限定発売の方のシングル"Am I Wry? No"のカップリング曲である。
ほぼ原曲通りのアレンジで演奏。
アコースティックで聴くJonasの声もまた美しいこと、美しいこと!

Jonasはまた一度ステージから去り、程なくしてSilasとBoが現れる。
Boが感謝の言葉を述べた後に始まったのは、"Comforting Sounds"。
SilasのカウントとBoのストロークだけで始まり、
歌い出しのタイミングを計ってJonasが登場。
続いてNickも登場。シンセの重厚な響きも加わる。
曲半ばでJohanも登場。Jonasはギターを、Johanはベースを抱える。
そしてこのタイミングでおなじみとなったJohanのMC。
「東京のみんな、ありがとう!また来年会おうぜ!」の声に
会場が一段と盛り上がる。
そして曲調が激しくなり、みんなの身体も激しく揺れる!
うぉおおおおお!!!!!かっちょいぃ!!!!!涙が溢れてくるぜ!!!!!
最後にふさわしい盛り上がりの曲。Boも激しく弦をかきむしる!
そして感動のラスト!!!!!轟音を残したままメンバーがステージを去る。

・・・・・あぁ、終わったぁ。・・・・・終わってしもうたぁ。
もうすっかり魂を抜かれて抜け殻状態。ほげ〜っとしつつ人の流れで我に返る。
はぁ、良かったぁ。・・・・・マジで良かったぁ。
・・・こうして3度目の来日公演は全日程を終了した。
明日渋谷HMVでインストアイベントがあるらしいのだが、
オイラは残念ながら参加不可。
しかし、この一週間日本各地で精力的にファンの声援に応えてくれたおかげで
ファンにとっては非常に思い出深い一週間となった。
メンバーの皆さん、お疲れ様でした。
春頃に新アルバムが出るとのこと。
そして最後にJohanが来年来ると約束してくれたので
また近いうちに帰ってきてくれることでしょう。
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