WordPress×AIの作業爆速化!大量の過去記事メンテナンスとデータ管理を一気通貫で仕組み化した話

雑談
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はじめに

ブログやサイトの運用が長くなってくると、過去記事のメンテナンスや独自コード・データの管理が次第に複雑化し、気づけば手作業の負担が大きく膨らんでいました。
特に、過去記事のメタディスクリプション(概要文)の表記揺れを整えたり、AIを使って一気に書き直したりする作業は、1記事ずつ開いて確認・修正するだけでも途方もない時間と労力がかかります。

この事では、過去記事メンテナンスの作業効率をまとめて引き上げた一例を紹介します。

増えすぎた独自データとコードの「カオス化」を防ぐ監査ツール

命名ルール

サイトの運用期間が長くなるにつれて、記事内のコードブロックに埋め込んだPHPやJavaScript、独自メタキー(get_post_metaやget_optionなど)が増加し、「どの記事でどのデータキーを使っているのか」を把握するのが難しくなっていました。

自分で決めたはずの命名ルールに表記揺れ(my_プレフィックスの付け忘れなど)があったり、別機能との名前の衝突(重複)が発生したりしていないかという不安も常につきまといます。

そこで、管理画面上でサイト内のコードブロックを自動解析し、使われている識別子やメタキーを一覧化して診断できる監査機能を用意しました(図1参照)。

ツールのポイント

  • サイト内の独自データを自動抽出・一覧化
    コードブロックからカスタム投稿タイプ、Metaキー、Option名、Cookie、Local Storage、Nonce処理などの識別子を解析して集計
  • 命名ルールの適合率を自動判定
    自作キーにmy_プレフィックスが付いているかなど、ルール通りかを視覚的(OK/NG)に診断
  • 使用記事へのダイレクトアクセス&CSV出力
    該当キーが使われている記事へ1クリックで遷移でき、データ全般のバックアップや整理用にCSVダウンロードも可能

この一覧画面を作成したことで、ルールの遵守状況が一目でわかり、どの記事で該当のキーが使われているかもリンクから一発で辿れるようになりました。サイト全体のデータ利用状況をバックアップ・整理する際にも重宝しています。

メタディスクリプションの表記揺れを一発で炙り出す「一覧・自動判定」

メタディスクリプション確認

データ管理の目処がついた後、次に着手したのがメタディスクリプションの整理です。
全記事の文末や冒頭(例:「〇〇を解説。」から始まり「〜分かりやすく紹介します。」で終わるなど)の言い回しを統一したかったのですが、これを1記事ずつ目視で確認していく作業には限界がありました。
文字数オーバーの確認や、「どの記事まで確認が終わったか」という進捗管理をスプレッドシート等で別管理する二重の手間もストレスになっていました。

この課題に対しては、対象記事のメタディスクリプション、文字数、指定ルールの適合率(OK/NG)を一覧表示する専用テーブルを構築しました(図2参照)。

ツールのポイント

  • 文章ルールと文字数の自動判定
    冒頭や文末が指定のパターンを満たしているかを自動判定し、文字数条件(100文字超など)と合わせて色分け表示
  • 技術タグによる絞り込み表示
    記事に紐づくタグ(PHP, JS, CSS等)を指定して、確認したいジャンルだけを瞬時にフィルタリング
  • 進捗とクローズ状態の保存
    確認済みの行(灰色)や修正不要なクローズ行(赤色)のステータスをブラウザ(Local Storage)に保持し、離脱後も再開可能

指定の文章ルールを満たしていない記事には自動でNGアイコンが付くため、修正すべき記事を一瞬で判別できるようになりました。また、「どこまで作業が進んだか」が一目瞭然になったのも大きな変化です。

ツールバー「1ポチ」で完了!AIを活用した超高速リライト・ワークフロー

一覧画面でNGと判明した記事を実際にAIで書き直していく段階に入ると、今度は画面遷移の多さがネックになりました。

原始的ですが「本文をコピー」し、「AIに投げて文章を生成」し、「編集画面を開いて貼り付け」、「保存して次の記事へ移動する」という一連のルーティンは、数10件こなすだけでもかなりの手間と集中力を消費します。

この単純作業を限界まで削るため、サイト上部のツールバーに専用のカスタムボタンを設置しました。

ツールのポイント

  • 本文テキストの自動抽出&クリップボード保存
    マウス選択の手間を省き、ワンクリックで記事本文(HTMLを除いたテキスト)をコピー
  • 編集画面の別タブ展開
    現在閲覧している記事の編集画面を裏で自動的に別タブで生成
  • 「次の記事」へ即座に自動遷移
    コピー完了と同時にサイト側の画面が自動で次の記事へ切り替わり、閲覧側の操作が途切れない仕組みを構築

閲覧画面でこのボタンを押すと、クリップボードに本文が入った状態で目の前の画面が次の記事へ切り替わり、裏で別タブに編集画面が立ち上がります。

あとはAIにテキストを貼り付けて概要文を生成させ、開いている編集画面に貼って保存するだけという、完全な作業モード(ループ)を構築できました。

最終的にどう変わったか?(全体の効果と作業効率の変化)

一連の仕組みを導入したことで、過去記事のメンテナンス環境は劇的に変化しました。

まず何より、状況把握からAIへのデータ渡し、編集画面への移動といった手作業が極限まで削減され、作業にかかる時間と手数が従来の数分の一まで縮小しました。

また、独自データの命名規則もメタディスクリプションの文章ルールも自動判定が入るため、人の目頼みではない統一感のあるサイト状態を維持できるようになっています。

「どこに何があるか分からない」「修正の手間がかかる」という理由で滞りがちだった過去記事のメンテナンスですが、導線と判定を仕組み化したことで、余計なストレスを感じずに作業を進められるようになりました。

さいごに

サイトの運用を続けていく中で、コンテンツを増やすことと同じくらい「増えすぎた過去の資産やコードをいかに効率よく管理・更新するか」という課題が大きくなっていました。

同じことを繰り返す、単純な確認作業はAIに任せる。
今回は、自分の運用スタイルに合わせて「状態の自動判定」と「画面遷移のワンアクション化」を組み込むことで、メンテナンス作業のスピードと精度の両方を引き上げることができました。
手作業の引っかかりを1つずつ潰していくことで、本来集中したい作業にスムーズに入る環境が整ったと感じています。

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