▼メイプル指板ネックの特徴▼
ローズ指板より堅い、乾いた音質という評価が一般的ですが、これはあくまでも一般論的な個人の感覚によるもので、私自身は その差がよく解りません。

ストラト系では、どちらもネックの大部分をしめる主材として「メイプル材」が使われており、それに貼り合わせる「指板素材」というだけの違いながら、金属製の「フレッ ト」を支える部分が「堅いメイプル」であるのか「やや柔軟性のあるローズ材」なのかによって音質評価は変わる「ハズ」という程度の認識が先に立っている気 がするのです。

実際、ローズ指板材自体もかなりの硬度がありますが、メイプル指板と違い、ナチュラルな表面の保湿には微量の油分を含んでいます。

音質以上に決定的な両者の違いといえば、それは「見た目」です。

メイプル指板は明るい色合いで、例えばステージ上での「見映え」という点ではローズ指板より「映える」のかもしれません。
一般的なメイプル指板は表面に塗装がされおり、その塗膜に厚みのあるグロスタイプなどは見方によっては豪華な印象を受けます。

現在ではワシントン条約規制の絡みもあり、どちらかというと「メイプル指板」の方が入手しやすい環境となり、メーカーサイドの比重も大きく変化しています。


▼メイプル指板の残念な点▼
長く使ううちに指板の表面を保護している塗装が「すり減り」 皮脂が染みこんで汚れが目立ってきます。
NG行為としては、これを落とすために「指板クリーナー」などを使う事。~逆に汚れが木材の奥深くまで染みこんでしまいますので、あくまでも「から拭き」が原則です。

いったん汚れが染みこんでしまったメイプル指板をきれいな状態に戻したければ、「リペア」~つまり「ショップへ持ち込んで相談」というほかありません。(フレット打ち直しも同様の処理)

▼リペアの内容としては▼
すべてのフレットを抜き取り、指板上の塗膜を削り落とします。
この際、塗膜の劣化具合によっては「ひび割れの連鎖」となり、ネック全体を丸裸にしなければなりません。
~これは結構な大手間仕事です。(@-
@;)
大切なロゴ・デカールや製造型番号確保の保証は不可能です。

その後、フレット溝の切り直し、新しいフレットの打ち込み。
フレット浮沈修正・エッジ丸め・フレット表面形成・研磨・元の色に合わせた塗装・ギターに組み込んで最終調整~他。

以上、!相当高額な請求を覚悟しなければなりません。

汚れたままのメイプル指板も「貫禄」があって一興と考えた方がよろしいかと思います。



▼ローズ指板の特徴▼
汚れも目立たず、メンテナンスも簡単など、物ぐさには最高の相棒になります。
指板クリーナーを使用した後は、必ず保湿してください。
(保湿用オイル配合のクリーナーもあります)

メイプル指板のように塗膜がされていない関係上、フレットの打ち直しも比較的容易で、低予算で可能です。


※注意※
当方では現在、フレット打ち直しは受け付けておりません。

 





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